丸和運輸機関の初値結果です。
残念ながら本日の2銘柄はどちらも酷い公募割れでしたね。IPOに対する姿勢は改めるべき時期に来ているのでしょう。
初値で約3万円マイナスです。残念でした。
【9090】丸和運輸機関（公募価格3,400円）
初値：3,100円（公募比: -300円/-8.8%）
高値：3,280円
安値：2,957円
引け：2,977円
出来高：457,600株（公募売出総計：800,000株）
「桃太郎便」の丸和運輸機関が２部に新規上場、公開比8.8％安
４月８日（ブルームバーグ）：「桃太郎便」で知られる輸送サービスなどを展開する丸和運輸機関 が８日、東京証券取引所２部市場に新規上場した。売り気配で始まり、その後形成された初値は公開価格の3400円に対し8.8％安の3100円だった。
同社は1973年８月の設立で、埼玉県吉川市に本社を置く。低温食品物流、医薬医療物流、常温物流などで事業者に対し第三者の立場でロジスティクスシステムサービスを提供するサードパーティ・ロジスティクス事業を展開。また、「桃太郎便」のブランドでトラック、コンテナ輸送サービスも行う。
2014年３月期連結業績の実績見込みは、売上高で前の期比4.7％増の506億円、営業利益が18％減の27億3500万円。15年３月期計画は、売上高が前期見込み比5.5％増の533億円、営業利益が5.5％増の28億8500万円、１株利益448円89銭を見込む。公開価格ベースの今期予想ＰＥＲは7.6倍だった。
上場に際し公募60万株、オーバーアロットメントを含む売り出し32万株を実施、主幹事はみずほ証券が務めている。
本日上場の2銘柄は主幹事の引受価格でも買い支えできないほどの滑り出しでした。完全にIPOに対する市場の買い需要がない形となります。本日の上場の規模は中規模程度でしたが微妙な銘柄は、かなり注意する必要がありそうです。
今回より初値結果に初日の出来高を記載します。公募売出数を1回転もしていない商いとなりました。それだけ閑散だったとみてとれます。
初値がついた後は多少は頑張りましたが、後場は3000円台を維持するのが必死で、結局我慢できず売りがでたことで3000円を割り込んで終えている感じです。
1回転もしていないので、まだ公募価格で掴んでいる人も多く公募価格奪還は時間がかかりそうです。ただ、私のイメージではそれなりのバリュー感は出ている気もします。
⇒【IPO初値結果一覧表】上昇率、損益、その後の値動きなどチェックに
初値結果はチャートなどを載せてまとめて記事にしたいので速報は遅いですが、
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今回はピタリ賞が出ました。
tss様が見事3100円で的中です。後ほどアマゾンギフト券2000円分を送付致します。
私は公募分の損失で3万円、ピタリ賞も出て支払いも増え踏んだり蹴ったりです（涙）。
と言いつつ皆さんの初値予想は参考になることも多く、皆さんにも楽しんでもらえると思いますので、私の資金が尽きぬ限り続けたいと思います。今後とも宜しくお願い致します。
ちなみに読者予想の平均値は3,668円ということで、やはり皆さんの期待には応えられなかった上場結果と言えそうです。