株式投資家の中で、春夏秋冬では毎回四季報発売日に近づくに連れてざわざわする印象がありますが、それだけまだまだ四季報の威力は強いものがあります。

その四季報ですが、証券会社の口座を持っていれば無料で見れます。もちろん、紙媒体の一覧性の良さやパラパラとめくって気になるところを見つけるのが好きという人もいると思いますが、オンラインでのチェックでも十分という人も多いでしょう。

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「会社四季報」を無料で読むことが出来る証券会社とその内容の比較

今回、四季報情報が無料で見られる証券会社に関してまとめてみました。証券会社ごとに情報の見易さや提供データの差がありますので、参考にしていただければと思います。

四季報情報を見るならまずオススメできるのがSMBC日興証券です。

通常の四季報情報はもちろんの事、週次で更新される「会社四季報最新銘柄レポート」が見れます。もちろんアプリからでもPDFのデータが見れます。SMBC日興証券なら銘柄別の逆日歩速報やAIトレンド情報、「アナリストからのKey Call」も銘柄からチェックできるので情報量としても独自のものが豊富です。

唯一ない情報としては「四季報速報」になります。これは、他の証券会社でチェックできるので四季報先取りで攻めたい人は、大和証券楽天証券マネックス証券を活用ですね。大和証券が銘柄個別ページから該当ニュースを見れますので、検索性は高いです。

また検索性といえばカブドットコム証券が提供するkabuステーションでは「四季報検索」というのが使えます。四季報の内容を全文検索しますので、例えば絶好調銘柄を調べたければ、「絶好調」で検索すると

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こんな感じで銘柄検索できますので、オリジナルのワード検索で狙い目銘柄を早く見つけるのに役立ちます。

個人的には楽天証券で先取り銘柄チェック、カブドットコム証券で四季報が更新されたら注目銘柄検索、SMBC日興証券で最終的な最新銘柄レポートなど見やすい情報を見るという使い方がオススメです。

会社四季報は情報として非常に役立ちますが、自分なりの買いたい銘柄抽出方法も編み出しておくことも重要ですね。