私自身は感覚でFX会社のものを使ったほうが外貨両替の手数料などお得だろうと早速マネパカードを作りましたが、実際どの程度お得なのか?他の物と比べて見たいと思います。
とりあえず海外行くなら持っておけばお得そうに見えるマネパカードだが、実際どうか?
1回目は読者様から海外キャッシングでは通常のクレジットカードのキャッシングで帰国後、一括返済とどちらがお得か?疑問もあったので海外でのキャッシングでの比較をしてみたいと思います。とりあえずドルを例に取ってみたいと思います。
1.外貨両替手数料
マネパカードでのコストは通常のFXで出しているスプレッドに少し手数料分が付きます。1ドルあたり0.8円とのことです。つまり80銭(0.8%)ですね。結構乗ってますね・・・使わなかった外貨は戻すときは為替手数料無料とのことです。確かにレートのみなのでコストで言うとそうなるでしょうか?
当たり前ですが残念ながらレートがFX取引並みとはいかないようです。
クレジットカードの場合
こちらは明細書を見た時に初めてどの程度か分かるようになっていますね。為替レートはクレジットカード会社が定めるTTMレートということです。名目上、為替損は無いことになるのですが実勢では1%以内にレートが収まっていたら上出来とのことですね。つまり1円以下のレートが乗っかってそうです。ただ名目上は両替手数料は無料と見ていいでしょう。
そのかわり金利が発生します。帰国後すぐに返すとして2週間もみると利息は0.7%ぐらいで済むでしょうか?繰り上げ返済の手間をしないなら1.5~3%の利息を考えておけば良さそうです。前倒し返済に関してはネット銀行の振込手数料無料を使う手がありますね。
普通にクレジットカードに軍配が上がりました。一括返済をしなければ微妙な状況になります。
2.事務手数料やその他ATM手数料など
マネパカードではATM手数料が1回に月2ドルです。また出金時に500円の手数料があります。出金時の手数料はやや盲点かなと思いますね。
クレジットカードの場合はATM使用手数料が取られない模様です。確かにそういった名目でクレジットカードの明細を見たことはないですね。ただ最近は改正賃金業法の影響で手数料は別にとるかもしれません。その場合はマネパカードと同じ程度でしょうか?
あまり意識する必要はなさそうですが、マネパカードの出金手数料500円は盲点ですね。
3.手間などに関して
マネパカードの最大の手間は先にチャージしておかないといけないことでしょう。いくらネットが海外で使えたら現地でも出来ると行っても、ある程度使う金額を予測してチャージする必要があります。外貨両替レートの分、ピッタリ使う分両替しないと損をします(戻さなきゃいいのですが・・・)。
クレジットカードの関しては手間は特にありません。帰国後に早めに返済する手続きをすれば金利分が得するので、手間というよりかは得するために取りたい行動です。
パソコン上で完結できますが、チャージなどの手間がマネパカードにはあります。
空港などで外貨を受け取っている方にはマネパカードでの海外キャッシングは確実に得になりますが、入金・チャージという手間があります。一応、ネットが繋がる環境があれば海外からも出来るのですが海外旅行中はそういった手間は省きたいので旅行前に見積もって変えておきたいでしょう。
それを考えるとクレジットカードはその手間がないので、海外キャッシングに関してはクレジットカードを利用するほうがやや条件がいいように思えます。
もちろん空港などで普通に外貨に交換するよりはお得なのですが、今までもクレジットカードでの外貨キャッシングを利用している人にとっては、とりあえず持っておいても良いか?程度になりそうです。
ただ、マネパカードの為替面でのオススメの点は好きなときに外貨に変えておくことも出来ます。円安が進む前にある程度早めに外貨準備しておくという使い方が出来るのはメリットです。
準備する手間を好きなときに外貨準備が出来ると考えるかで利用価値が変わってきそうです。
【結論】手数料面ではほぼ互角程度、マネパカードの出金手数料は気になる。マネパカードは好きなときに両替ができるので、為替レートで得と感じた時に外貨にしておくことが出来る。
まぁ、ヘッジ掛けるならFXしておけば良いという判断もできますが。。。
“【マネパカードがお得な理由 その1】海外キャッシングで通常のクレジットカードと比較してみました” への1件のフィードバック