株式投資型クラウドファンディングの2021年の状況を振り返る

2017年にFUNDINNO(ファンディーノ)が1号案件をスタートしてから2021年は5年目というのが株式投資型クラウドファンディングの状況です。特に2020年に他の業者さんも参入してきたことで一気にECF元年のような位置づけになりました。

2021年はコロナ禍の中、ECF業界が成長するかどうか?というのが見られた年かもしれません。ここで2021年のECF業界を振り返ってみたいと思います。

2021ecf_list

【ECF結果一覧】成立結果、状況、その後の出口チェックに(分析版)

当方、ここ最近は全案件のデータをしっかりと入れることでECF業界そのものをデータ検証できるようにしています。2021年は全部で165案件が出てきてますので2~3日に1つは案件が出てきている計算になります。成立率は75.8%で4件に3件ぐらいは成立していることになります。

逆に言うと4分の1は不成立になっているということですが数が増えているので不成立数も増えるでしょうね。ここ5年の成立案件の推移を記載すると

  • 15件 88.2%(2017年)
  • 30件 76.9%(2018年)
  • 32件 60.4%(2019年)
  • 70件 76.1%(2020年)
  • 125件 75.8% (2021年)

となり業界的には確実に伸びているとは言えるかもしれません。

【株式投資型クラウドファンディングサマリー】年別、業者別の実績まとめ表示

より詳しくサービス提供会社ごとに状況を追ってみると・・・

fundinno_2021

まずは最近社名変更して業界トップのFUNDINNO(ファンディーノ)さん。年を追うごとに成長しており募集調達額は前年度の2倍程度と業界トップを更に進んでいます

FUNDINNO(ファンディーノ)

ファンディーノマーケットなど新しい取り組みにも積極的でエンジェル投資の市場生成のデファクトスタンダードになりつつあります。2019年辺りに若干苦しんでいたようですが、苦しい時期を乗り越えたことで、さらに強くなってそうです。

あまりにも2番手以降と差がついたので、ここから先は他の業者さんは企業にも投資家にも何かしらの差別化部分がないと太刀打ちできない状況と言えそうです。


unicorn_2021

2番手のUnicorn(ユニコーン)には異変が生じた年だったかもしれません。2021年は2020年より総調達額で後退しています。

ユニコーン

特に「株主間契約」の問題はかなり尾を引いた印象で、投資家からの投資がピタッと止んだ印象があります。もともとUnicorn(ユニコーン)は全ての案件に株主優待を用意など投資家向けに分かりやすいメリットが用意されていたので、FUNDINNO(ファンディーノ)の案件と差別化してこちらの方がお得感あるなどメリットを感じていましたが、株主間契約の話が出てきて投資家から嫌悪感を抱かれてしまったのは残念なところでしょうか?

私は全案件を目を通していますが2021年の途中から、Unicorn(ユニコーン)の中の人少し変わった?と感じるぐらい案件アピールの力も変化が訪れたと思っています。おそらく今が苦しい状況ではないかと思いますが、FUNDINNO(ファンディーノ)も苦しい時期を乗り越えて成長しているので、2022年は乗り越えることが出来るかが問われそうです。

超人気が出そうな案件を引っ張ってこないと魅力が薄れているので頑張って欲しいです。


ecrowd_2021

相変わらず成立100%というイークラウドです。100%の数字が表すように非常に案件選定もそうですし、企業を大切に扱っている印象があります。企業成長のサポートをイークラウドが請け負う形ではなく一緒になって取り組んでいる雰囲気がありますね。

イークラウド

ただし、今の所100%成立継続中ですが、少し成立が危うい案件も出てきており個人投資家からの関心が下がってきているのも事実。もう少しこれまでの案件がせっかく伸びてきている部分があるので、そこをアピールしないと案件投資に不安に思われ始めているかもしれませんね。

案件が出てくるペースは今後も少ないでしょうが、その方が魅力ある案件を絞って出してくれていると感じるので、このままのスタイルで頑張って欲しいところです。


campfireangels_2021

第4の矢として、ここ最近の案件ペースが速いCAMPFIRE Angelsです。2021年の中頃から確実にペースアップした印象を受けます。ただ、ペースアップした分、やや雑な案件も増えてきている印象ですので、こちらは成立のパーセンテージが低いですね。

良くも悪くもとりあえず出して見る感はありますが、このあたりはCAMPFIREのスタイルかもしれません。新しいことをするには「良い」「悪い」言われようがとにかく進めないと話になりません。サービス提供スタイルとしては間違ってないと思います。

幸い、株式投資型クラウドファンディングは投資家が投資するかしないか判断できますし、人気がなければ成立しませんから不人気案件や信用できない案件は淘汰されるでしょう。

FUNDINNO(ファンディーノ)で非成立になったり、ハブにされた?感がある企業がこちらで募集するのは流石にやり口が良くない(CAMPFIRE Angelsの審査体制に疑問)と思いますが、いずれにしても投資家は結構ちゃんと見てから判断するので、CAMPFIRE Angelsには独自スタイルで攻めて欲しいですね。

もう一つはCAMPFIREのクラファン総合力的なものも見たいところです。


各社の2021年までの流れも追って紹介してみました。まだまだECF(株式投資型クラウドファンディング)業界は、比較的新しいサービスで認知度も低いままだと思います。この状況下で投資しておく方が、アーリーアダプターのメリットはあると思っています。

その分、リスクも高いでしょうが、それを承知で今のうちに仕込んでおくのは非常に面白い投資先の一つだなと個人的には思っていて今後も応援していきたいと思います。

個人投資家が投資家登録しておきたい株式投資型クラウドファンディング業者の特徴と感想を随時更新

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