株式投資型クラウドファンディングのパイオニアでもあるFUNDINNO(ファンディーノ)では最近、募集案件の投資金額コースが50万を超えるものも用意されています。

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どうやら特定投資家として登録していれば50万以上の出資も一つの案件対して行えるようになっているようです。

FUNDINNO(ファンディーノ)

株式投資型クラウドファンディングは規制により、投資家一人が一つの案件には年間50万円までしか出資できないという制限があります。これは投資家保護の観点からは悪くない規制ではありますが、その制で使い勝手が悪いという評価もありました。

2022年7月に「金融商品取引業等に関する改正令」で特定投資家制度の規制が緩和されてFUNDINNO(ファンディーノ)が速くも動いたようです。このあたりのスピード感は本当にFUNDINNO(ファンディーノ)は凄く尊敬の対象ですね。

なお、特定投資家の要件は

純資産1億円以上、有価証券などの資産1億円以上、年収1千万円以上の3条件のうち1つを満たした上で有価証券の投資歴が1年以上あれば、特定投資家として認めることを明記。株式型CFの投資上限を適用しない

となっています。

今回の法改正はどちらかというと規制緩和側に動いていて、株式投資型クラウドファンディングは徐々に規制緩和の動きが強くなっていくと思います。別に大口でない方はこれまでと同様に小口で複数の案件に出資して楽しめますし、私も一点集中よりはいろいろな会社に小さくても投資したいなぁという思いのほうが強いです。

株式投資型クラウドファンディングのサービスが始まったのは2017年から、徐々に成長を見せてはいますが、まだまだ伸びしろはある筈で大口出資も可能という武器を手に入れて、よりスタートアップ企業にお金がうまく回る仕組みになって欲しいですね。

【株式投資型クラウドファンディングサマリー】年別、業者別の実績まとめ表示

今後もECFは全案件追い続けたいと思っています。IPOよりも事業内容に関しては新規性が高いものが多いので、ベンチャー事業を知るというのは社会勉強にもなりますね。