日本証券業協会で「新規公開に際して行う株券の個人顧客への配分状況」、2021年7月分IPOの報告ができました。7月といえばLINE証券がIPO受付をスタートした月でしたが、その割当量は謎のベールに包まれておりました。

LINE証券

今回の発表で概ね主幹事野村證券からどの程度回ってきているか予測が付きそうです。

linesecwariate202106

コラントッテ(7792)のIPO新規上場情報

野村證券(17,200枚)→LINE証券16枚(約0.1%)

ラキール(4074)のIPO新規上場情報

野村證券(10,710枚)→LINE証券10枚(約0.1%)

アシロ(7378)のIPO新規上場情報

野村證券(38,672枚)→LINE証券36枚(約0.1%)


LINE証券への割当は、ほぼ野村證券割当数の0.1%程度と見ていいでしょう。1%ぐらいは期待したかったですが甘かったようです。「うわっ、少な!」と思う人が多いかもしれませんが、シンジケート団に申し込んで割り当てられる枚数も5枚とか、そういったレベルの数ですのでこれは仕方のないところかもしれません。

これをみると、大和証券のCONNECTは良心的ですね。大和証券割当の1%程度回しています。

委託幹事(裏幹事)のルート状況を改めてチェック!

グループの証券会社にIPOを配分して口座の価値を高めようと、各社頑張っていますが、業界的には1%が一つの目安に感じていました。しかし、ここに来て野村證券LINE証券に0.1%しか回していないとは非常に残念です。それでも委託幹事よりも枚数自体は多くLINE証券の口座数もまだ少ない可能性(IPO申込みは前受金必要なので少ない可能性)を考えると、なんとかこの量でも的中できないか?と出来ることは続けたいと思います。

LINE証券 

LINE証券はセールなどもやっていて、ちょっとした割引で株が買えたりします。IPO落選で優先申込みなども出てきていますので、IPOだけでなく他の美味しい取引も合わせて利用したいところです。

取引なし口座開設のみでも貰えるキャンペーンまとめ

なお、口座開設時にクイズに答えるだけで端株が貰えますので、取引なしでも何かもらえる口座としても紹介しています。こういうのも最初だけのキャンペーンかもしれませんので、貰えるものはとりあえず貰っておきたいですね。