2021年全体を通してIPOが不調というデータは今のところ大きく出ていませんが、ここ最近の初値結果やセカンダリーが奮わない状況を見ても、IPOは様子見時期が来そうというのは頷けます。ちょっと不人気になってきているので、IPOブロガーやサイトも更新しなくなったり閉鎖が続いていますね。

2021ipodata

年別のデータでみるとやはり平均騰落率が落ちている状況で、派手な初値高騰がなくなっていると感じている部分は間違ってなさそうです。

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また10月以降のIPOでは2銘柄の公募割れ、さらに全銘柄が公開価格割れ状態ではIPOマインドは極端に低くなっているのは間違いないでしょう。

こうした状況だとIPOだけに参加していては「儲けるポイント」が減ってしまうので厳しいです。「IPO」や「株主優待クロス取引」もそうですが、もうこのサイトで紹介しているだけでも10年以上15年近くなっていて積み重ねた利益はあるものの、時間の経過とともに美味しい部分が減ってしまうのは当然かも知れません。

IPO(新規公開株)抽選配分当選履歴とIPO初値売り投資戦績

株主優待戦績

逆にいうと積極的に新規で新しい儲かる取引は常に探し続けなければいけません。もちろん「IPO」も「株主優待」もまだまだプラスになるなら継続姿勢ですね。昔ですと「PO」に関しても空売り規制前にサイトで紹介すると、ちょっと怒られた時代がありました。美味しい取引は多くの人に知られると旨味が減ってしまいます。

最近で「新規性のある取引」は何か?というのをちょくちょく考えることがあります。

仮想通貨取引で言えばコインチェックが実施した、国内初のIEO「PLT」はリスクはあったもののやはり参加していた人たちが勝者となりました。「新規性のある取引」というのは「どうなるかわからないリスク」が高めでですが、どちらかというと先んじて参加するメリットの方が多分に含まれていると思います。

【株式投資型クラウドファンディング一覧表】調達規模、プレバリュー、評価、その後の動きなどのチェックに

私が最近、全案件を必ず調査するようにしたのが「株式投資型クラウドファンディング」です。2017年頃から始まって、ようやく案件がたくさん出る時期になっています。人気に関しては、まだまだ一部参加者から人気が高い程度で、そろそろイグジットする案件がもう少し欲しい状況ですね。

ただ、一発大きなリターンのイグジットが今後出てくると話題性も付いてくるかもしれません。政府もベンチャー企業や新規事業後押しに積極的になりそうなので、制度的にももっとお金が集まるようになって成功する企業が増えて欲しいですね。

個人投資家が投資家登録しておきたい株式投資型クラウドファンディング業者の特徴と感想を随時更新

FUNDINNO(ファンディーノ)が勢い良すぎるので、他の業者も含めて頑張って欲しいです。株式投資型クラウドファンディングは目標リターンまでが長いので、毎月のレポートなどが充実している方が投資していて楽しいですね。

クラウドファンディングの分類とそれぞれの特徴、ソーシャルレンディングとの違いは?

「株式投資型」だけでなく色々なタイプのクラウドファンディングが出てきています。手堅いリターンを目指すものも多かったり、社会的意義の高いものを強調していたりと、調べてみると新たな投資先として魅力のあるものは多いです。

取引なし口座開設や新規登録のみでも貰えるキャンペーンまとめ

幸い、まだまだ目新しい事業なので新規会員獲得が急務の事業となっていて広告宣伝投資が盛んでお得なキャンペーンが多い状況です。今のうちに新しい投資先を考えておくことが、引き続き投資で利益を得るには重要かもしれません。