田中建設工業こと略してタナケンの登場です。なかなか地味感あふれる社名ですね。上場市場はJASDAQスタンダードとなります。
建設業ですが主な事業は解体工事の方になります。そこから派生する土壌改善や有害物質除去などに強みがあります。最近ですと豊洲移転で土壌問題などもありましたからテーマ性を少し感じます。
想定価格は2,210円。主幹事は野村證券です。
吸収金額が想定価格ベースで約7.87億円で、JASDAQスタンダード上場の小型案件です。
業績の状況が良いのはどうやら東京オリンピック関連のようですね。期末ズレは税金対策でしょうか？建設セクターということで良くも悪くも景況感に左右されそうです。上場タイミングとしてはバッチリですね。
ホームページをみると過去の実績がかなり詳しく載っていますので参照にすると良さそうです。
IPO的には成長性の魅力に乏しいのはマイナスですが、現在の業績が好調な点や安定的に仕事がありそうな部分は好感が持たれそうです。割安感や配当等の魅力があれば買われそうですね。
スケジュール的にはソフトバンク上場の前日、現状では単独上場ですが、あまりに被ってくると人気度では他に譲りそうな印象ですね。
12月はバラエティも豊かで程よく毎日分散してIPOがある日程に現状なっています。うまく、こういったIPOも拾っていけばソフトバンク以外でも収益ポイントが作れそうですね。
初値予想もお願い致します。