3月上場案件が引き続き登場です。かなり大型案件がでてきましたね。ファンドの売出しで400億を超える吸収規模です。名前は変わっていますが「1stホールディングス」の再上場になります。
1stホールディングスは優待(QUOカード)を実施していたので少しだけ記憶があります。また、前回上場時2010年ジャスダック上場でもブログ更新してたので過去記事がありますね。
こんなにやる気なかった→ジャスダックに新規承認【1stホールディングス】
想定価格は1,970円。主幹事は野村證券です。
吸収金額が想定価格ベースで約451億円で、東証1部or2部上場予定の大型案件です。
前回上場は2010年、2012年に東証2部へ、2013年に上場廃止。そして社名を変えて再び2019年に上場と随分と忙しい会社ですね。ファンドの換金化で再上場となると基本マイナスイメージです。恐らく業績はよく見えての上場ですが、価値のある売り出し価格かはしっかり判断したいですね。
帳票システムに強みがあるところから、最近はビッグデータ関連としてソリューションサービスを展開しているようです。業種としてはIT系になると思いますので、好感される分野でしょう。ただ、上場の仕方をどう思われるかですね。
上場日は3月13日ということで3月の3週目にあたります。例年、この時期から上場ラッシュになりますので、他の上場案件との兼ね合いも気になるところです。大型案件でグローバルオファリングというのもありますし、早めの新規上場承認発表になった気がしますね。
主幹事野村證券で、大手総合証券もこぞって幹事団にいます。またネット証券からはSBI証券とマネックス証券。IPOに強い証券会社は一通り入っている印象です。
ここの参加・不参加は意外と重要な判別になりそうです。
第一印象は中立ですが、どこかで微妙銘柄を攻めないとチャンスも掴めないわけですから、業務内容に気になる所があれば攻めるかも知れませんね。
初値予想もお願い致します。