今年も2月にインフラファンドが上場します。それにしてもインフラファンドはメガソーラ系しか出てきませんね。東証も改革しようとしてるようですが、全く変化がありません。
ジャパン・インフラファンド投資法人(9287)のIPO新規上場情報
ジャパンインフラファンドとドンピシャなネーミングですが、スポンサーは丸紅メインで出資元にみずほです。主幹事もみずほ証券ですね。
想定価格は10万円、主幹事はみずほ証券です。
吸収金額が想定価格ベースで約71.7億円で、東証インフラファンド市場の中型案件になります。
まずは本日時点での過去のインフラファンドの状況を確認してみましょう。
【IPO結果一覧】上昇率、損益、その後の値動きなどチェックに(分析版)
2016年に初めて上場ファンドが出てから今まで6件が上場しています。初値結果は最初の1件以外は全て負け越しと厳しい結果です。しかしながら現在値は公開価格よりも高値で推移しているということで、インフラファンドは高利回りでしょうから役目的なものは満たしていますね。
地味な2月上場で、今回も上場日は「先負」です。あまり初値にはこだわってない印象を受けますね。今回も平凡な初値となっても仕方なしというところかも知れません。
なお「格付け取得A」「丸紅スポンサー」「平均鑑定NOI利回り8.5%」と美味しそうな条件は並べてきています。申込は主幹事みずほ証券とSMBC日興証券です。どちらもネットからもインフラファンドは申し込めると思いますのでネット口座でも参加は可能です。
最近はクラウドファンディングなどでも太陽光案件などが見かけられますが、上場ファンドの信頼性で利回り8.5%なんてのを見せられたら、こっち選びたくなりますね。
それにしてもインフラファンドとは名ばかりで、いつも太陽光(メガソーラー)案件だらけです。もうちょっと電気以外(電気でも太陽光以外)のインフラファンドなんてのも出てほしいですが、太陽光ばかり出てくるとオワコンの売りつけ感が凄くしてしまいますね。
【IPO結果一覧】上昇率、損益、その後の値動きなどチェックに(分析版)
過去のIPOデータの分析には上記ページをお使い下さい。
ジャパン・インフラファンド投資法人(9287)のIPO新規上場情報
初値予想もお願い致します。