介護福祉系のIPOが最近本当に多いですね。あまりに上場企業が増えすぎるとちょっと競争過多に感じるようになりますがどうでしょうか?IPOは新規性が好まれるだけに、既視感があると人気が集まりません。
もともとは調剤薬局「日生薬局」でしたが、介護や保育園事業にも手を伸ばしています。ほぼ首都圏での運営です。ミアヘルサはスウェーデン語で「健康」を意味するようです。
想定価格は2,330円。主幹事はみずほ証券です。
吸収金額が想定価格ベースで約16.7億円で、ジャスダックスタンダード上場の中型IPOです。
ジャスダックスタンダード上場であまり新規性を感じない事業です。ここに来ての上場の意義は問われそうですね。また割安感なども見られそうです。
売上は頭打ちで、最近は調剤薬局もAI化などが求められてそうなので、どうせならそういった技術系も盛り込んだ企業の方がIPOでは人気が高いでしょう。こちらは業態はいまいちです。
しかしIPOが多いように少子高齢化対策は需要が高い産業ですので、この辺りの評価がどうですかです。同時上場となると3月の過密スケジュール・同日上場ではやや初値に分が悪いと感じる第一印象です。買いやすい値段なら買う人もいるかも知れないので、下値は狙い目かも知れません。
現在の事業規模は「薬局」が半分以上です。これから介護や保育を伸ばしていく雰囲気は見せています。包括的に地域を医療サポートするというのは最近の流行りですね。
AIやネット系などの注目IPOがまだ見られないので、その状況なら食指が動くかも知れませんが2020年3月の大注目IPOが出てくると注目度はそちらに持っていかれそうなので、3月のIPOが固まってからしっかりBBスタンスを考えたいところです。
初値予想もお願い致します。