野村證券から4月に3連続でIPO登場です。やはり空気読まない野村證券ということで市場環境お構いなしに、予定通り進めるのが得意のようです。

アイキューブドシステムズ(4495)のIPO新規上場情報

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企業向けクラウド(モバイル)管理サービスの提供です。IPOでは人気の高い事業ですね。ちょうどテレワーク関連として注目されるかもしれませんね。

想定価格は2,990円。主幹事は野村證券です。
吸収金額が想定価格ベースで約26.8億円で、東証マザーズ市場の中規模IPOです。

最初にKYな新規承認と書きましたが、テレワーク関連としても見られるかもしれませんので悪くない上場タイミングですね。後は4月の市場がどうなっているかです。業績に関してはマザーズ上場らしい売上増加、利益も黒字反転からこれからどこまで伸びるかですね。

福岡本店の会社というのが気になたのですが、導入事例を見ていますとやはり吸収の企業の導入が多かったり、その他「役所」「鉄道」「医療」「教育機関」など様々なところで利用されているみたいです。こういうのは地域性関係なく使えるので、気にしなくて良いかもしれません。

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なお、どこの売上比率が高いかというとドコモでした。従業員が多く、顧客の管理データも豊富で重要なビジネスに使われていそうです。

吸収金額が30億弱レベルとやや大きいですが、一先ずは安心できそうなIPOになります。

野村證券主幹事が連続していますので、どれか一つでもうまく手に入れて4月IPOを楽しめたらと思います。

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今はIPOも厳しそうですが、でも4月は?となると誰にも読めませんので、粛々と準備体制は整えておきましょう。3月は優待の権利銘柄も多いので、普段から忙しい月です。うまく立ち回っていきたいですね。

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