電子認証局としてよく出てくるサイバートラストが上場です。既存株主が日本の大企業が並んでいますね。企業に必要な仕事を請け負っている印象があります。ソフトバンクテクノロジーの子会社になります。

サイバートラスト(4498)のIPO新規上場情報

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メインはトラストサービスでウェブサイトの電子証明書事業などです。最近は組み込み系ソフトウェアにセキュリティ対策として入れることで、セキュリティに強いIoT機器の開発などもしています。

想定価格は1,150円。主幹事はみずほ証券です。
吸収金額が想定価格ベースで約4.62億円で、東証マザーズ市場の小型IPOです。

インターネットの利用の複雑化に伴ってセキュリティに対する関心の高まりは非常に高いです。その中の一つとして認証局で電子認証するというセキュリティ技術はすでに必須となっていますね。特にモバイルでいろいろなところでネットに繋がる社会ですので、ウェブサイトの信頼性などは意識されそうです。

IoT機器に関しても、今やいろいろなところに組み込まれていて、その一つ一つにセキュリティの高さが求められていそうで、今後も活躍するビジネスとは感じます。

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事業系統図をみても、いまいち中身自体は分かりづらいです。でもネット機器を扱うなら避けては通れない部分の印象です。

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業績を見る限りでは全く問題なく4月IPOで普段なら人気が出そうです。マザーズ・小型・情報通信系で2倍ぐらい全然ありそうなのですが、4月中に地合いが回復しているとも感じられず。

とりあえず初値はプラスは確保できそうなので、全力参加。後は地合い回復を上場日まで願うといったIPOになるかも知れません。

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毎年ゴールデンウィーク前の4月後半のIPOは暴騰する銘柄が多いのですが、今年ばかりは予断を許さないですね。残念ですが、そんな年も必ず出てきますので長い目で見ることも大切かも知れません。

サイバートラスト(4498)のIPO新規上場情報

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