復活のIPOはAI系の登場となりました。いかにもIPOらしい銘柄ですので注目度は高まりそうです。もう2ヶ月程度間が空くことになりますので、IPOを待ち焦がれている人も多そうで、こういう銘柄は景気よく跳ねるかもしれません。
画像認識のAI開発です。車の自動運転やコネクテッドカー関連として注目されそうです。取引先としては「トヨタ」になりますね。大学ベンチャーも名古屋大学ということで特色がよく出ています。
想定価格は470円。主幹事はSMBC日興証券です。
吸収金額が想定価格ベースで約3.13億円で、東証マザーズ市場の小型IPOです。
想定価格の単価が安く、吸収金額も5億以下の極小IPOになりました。枚数が多くて期待感が持てる銘柄ですので、広く浅く公募組に利益を出しそうな良IPOの第一印象となります。
最近はIPOで一番注目度が高いと感じるSMBC日興証券が主幹事の良い方のIPOと言えるでしょう。
ホームページを見る限りではあまり技術面での実物っぽいものは紹介されていません。
目論見書を見ればスバルのアイサイトのような認識システムを作っているのは分かりますが、やはりスバルが一歩進んでいるのではと思います。トヨタとスバルは手を組んでいますが、トヨタも自前でソフト開発がうまくいけばという目論見があるのかもしれません。
その他、気になる点は株主構成を見れば中国人の名前が並ぶように中国系のベンチャー企業と感じられます。中国の方がこういった事業で先進的になっているのが残念ですが、トヨタはコネクテッドシティも開発するということで、こういった企業には積極的に投資していそうです。
筆頭株主のCTOの名字が「曹操」の「曹」というのを見るとこれは投資しておいて損はないと感じてしまうのは、三国志ファンの方なら感じるところかもしれませんね。
未来感のあるIPOですので初値的には騰がると考えてブックビルスタンスなど考えたいと思います。
主幹事のSMBC日興証券は早速用意しておきましょう。枚数が多いので当選確率はそこそこありそうです。また、IPOの間隔が空いていることで様子見の人が増えればさらにチャンスですね。幹事証券には普段見られない楽天証券の名前もあります。こういったところが穴場証券としてオススメですので、忘れずに申し込みましょう。
初値予想もお願い致します。