7月31日上場は2社同時となっています。いずれもマザーズ上場で中規模案件となりました。
不動産管理システムを提供する日本情報クリエイトです。IT系ですが不動産に特化しているところに特徴があります。
想定価格は1,090円。主幹事は野村證券です。
吸収金額が想定価格ベースで約18.6億円で、東証マザーズ市場の中型IPOです。
不動産会社に必要なシステムを全て用意しているイメージですね。「仲介」「管理」「流通」など全システムをソフトウェアやクラウド管理などで支援します。設立1994年とやや古く、宮崎県本店という会社ですが、増収増益を継続している優良会社のイメージです。
創業25年を迎えて「上場」というのが一つの区切りとして考えているのかも知れませんね。今後も緩やかでも増収増益を継続できるかが気になるところです。
IPOの初値となりますと雰囲気で上下するところもありますので(笑)、なんだか日本情報クリエイトだとすでに上場長くクオ・カード優待の常連のようなイメージさえあります。実際、ややオールド、地方本店、固めの社名など初値には厳しい雰囲気ではありますね。
社名の通りしっかりとした初値結果を残しながら、上場後もしっかりした足取りで進んでいく企業になって欲しいところです。
野村證券主幹事というのもまた固さを象徴しているかのようですね。公募株が当たれば、良いお小遣いになるとは感じます。こちらにも幹事団に楽天証券の名があります。公平感のある楽天証券が入ってくれるのはありがたいです。
上場後もしっかりとした業績を残せれば、市場鞍替え、配当、クオ・カード優待新設(笑)といった株価が上がりそうなリリースが何度も出てきそうで楽しみですね。しかしまぁ「日本・情報・クリエイト」って上場企業名によくありそうな名前3つくっつけた感じですね。
初値予想もお願い致します。