10月IPOもキオクシアが登場した他に気持ちの良いペースでIPOが出てくるかもしれません。不動産テック企業の登場です。さらにフィンテック事業も手掛けています。
IoTレジデンスということで「IoT」を住宅に導入して魅力的な不動産にしている模様です。さらにそれを投資商品にもしていますね。もう一つの事業としては給与立替サービスになります。
想定価格は630円。主幹事はSBI証券です。
吸収金額が想定価格ベースで約2.17億円で、東証マザーズ市場の小粒IPOです。
IoTレジデンスの特徴としてVRによる内見、音声操作、人感センサー、外出先から操作といった新体験の住まい。1階住居をストレージ化することで投資物件として価値を高めるなど不動産テックらしいアイデアが多くあります。
もう一つの事業がDayPay事業でこちらは給与支払い方法を、月1回から週1、日払いなどにすることを目的としています。お金の動きをスムーズにすることで実現可能にしているようですね。キャッシュレス社会が進むことでこういったサービスは今後増やせるかもしれません。
業績に目を向けると従業員も少ない会社ですが、売上利益ともに凄まじい成長を遂げているので、今後が楽しみな会社と言えるかもしれません。
ホームページのトップではGoogleEarthを使って、いかにも凄そうな印象の不動産屋らしいホームページの作りです。先進的なアイデアで勝負していると感じる会社ですので人気が出そうです。
初値に関しては問題なく高騰しそうですが、問題は単価が安い案件ですので1枚あたりの利益幅が小さくなりそうです。SBI証券主幹事案件でIPOチャレンジポイントの利用も焦点になりそうですが、迷ってしまう案件になりますね。
IPOチャレンジポイントのボーダーラインがどこになるのか予測がつきにくいですね。
SBI証券が出す案件は売出なしなど結構希少性を持たせて上場する銘柄も多いですね。後不動産テック系のIPOも多い気がします。上場するならインパクトのある結果を求めていそうな気がしますね。
初値予想もお願い致します。