4月IPOには老舗の有名企業も登場します。東証1部に「紀文」の上場です。
練り物企業として知名度としてはトップレベルで、既に上場していても違和感ないですね。今や国際企業になります。
想定価格は1,310円。主幹事はみずほ証券です。
吸収金額が想定価格ベースで約62.4億円で、東証1部上場にしては規模が小さいですね。
ホームページで商品群を見ていると、食べたことあるものがきっと皆さんにもあるでしょう。私はやはり「紀文といえばはんぺん」ですね。練り物の食品メーカーは日本に乱立していますので、どれだけ紀文の商品のシェアを取れるかですね。先日のIPOの雪国まいたけのきのこ戦争と似たような印象を連想させます。
業績に関しては、ほぼ横ばいで成長性は感じられません。大きい企業なので今後のハンドリングに関しての動きも分かりませんが、上場することによって新規商品やコスト関連に投資するようです。新しい食習慣ということで糖質を抑えた新商品に最近は積極的ですね。
成長性の期待度よりも上場することによる資本力や生産体制のアップ、株主優待などにも期待といったところでしょうか?なお、目論見書時点では優待に関しては何も書かれてませんね。
第一印象としては東証1部上場でこの規模なら、大きな波乱なくスムーズに上場しそうというところですね。
なんだか3月IPOよりも4月IPOの方がバラエティにも富んだIPOスケジュールになってきました。地合いが良い環境がなんとか維持できて欲しいところです。
初値予想もお願い致します。