本日も1件のIPO新規承認がありました。2020年上場予定もコロナ禍でできなかった創薬ベンチャーですね。主幹事はみずほ証券からSBI証券にバトンタッチしています。この形はファンペップと同じですね。ファンペップは初値プラスでしたが、そう簡単に同じ成功は難しいのでは?と思ってしまう第一印象です。

ペルセウスプロテオミクス(4882)のIPO新規上場情報

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東大発の創薬ベンチャーです。がん治療に役立てる開発をしていますが、正直昨年度でもIPOが受け入れられるような状況か謎でしたので、進捗を見ても第三者割当やSO乱発していたりとまだまだ苦しい環境かと感じますね。

想定価格は870円。主幹事はSBI証券です。
吸収金額が想定価格ベースで約33億円で、東証マザーズ上場の中型案件です。

まずは上場日。6月22日上場予定ということでリートを合わせると4社が同時上場となっています。これは初値にはかなり苦しいかと思いますが、バイオベンチャーにしては吸収金額が33億で売り出しなしというのが救いかもしれません。

この売出しなしでみずほ証券からSBI証券にバトンタッチしたバイオベンチャーで記憶に新しいのがファンペップです。

ファンペップ(4881)のIPO新規上場情報

ファンペップは厳しい評価でしたが初値は昨年12月のIPOの勢いからかプラスになりました。ただ、現在値は公募割れしてかなり苦しい状況です。

今回も東大発の創薬ベンチャーで事業そのものへの期待度は高いのかもしれませんが、いかんせん上場して資金集めのやり方が投資家にとって不安な部分が多すぎる雰囲気がありますね。上場承認されるだけのものはあるのかもしれませんが、主幹事がSBI証券に変わっていて幹事団も増えているなど、証券会社の売り方の手腕に掛かっているような状況に苦しさも感じます。

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事業内容に感じては最初の部分の図が分かりやすいですね。また新型コロナウィルスに関してもマーカー的なもので重篤化予見の可能性を示唆していますね。こちらは販売しているものですので、上場で認知されて広まる可能性はあります。

IPO初値の焦点としては4社同時上場がどうなのか?ファンペップのようにSBI証券がうまく初値プラスで上場させることが出来るのか?というところでしょうか?昨年度の上場時にはD評価しており、それより後の状況もあまり変わっていないのであればD据え置きにしそうな第一印象です。

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地合い次第の初値結果になると思いますが、現時点ではやはり4社同時上場でこられると厳しいのではとしか言いようがありません。6月のIPOが全てで揃って仮条件までみてBBスタンスは改めて考えます。

ペルセウスプロテオミクス(4882)のIPO新規上場情報

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