東証1部上場予定の大型案件が出てきました。上場ラッシュの前の12月15日に差し込んできましたね。規模感などを踏まえると上場ラッシュ前の方が良さそうです。

ネットプロテクションズホールディングス(7383)のIPO新規上場情報

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BNPL(BuyNowPayLater)決済サービスということで注目度は高い金融サービスの一つです。「NP後払い」という名称でサービスを用意していますが、浸透しそうなのはこれからでしょうか?日本に後払い文化がどこまで根付くか?というのもあります。クレジットカード払いですら怖がる人種ですからね。

想定価格は1,250円。主幹事は大和証券とSMBC日興証券の共同主幹事です。
吸収金額が想定価格ベースで583億円で、東証1部上場案件になります。

「後払い」サービスはフィンテックで注目度が高いサービスの一つですが、海外ではかなり先行して流行っている部分はあると思います。日本は「借金」的なものに過大に怖がるところがあるので、サービス浸透が最初の課題、次にこの分野でTOPになれるかの事業でしょう。

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実績に関してはここ最近急速に取引数が伸びており、ようやく「後払いサービス」が浸透してきそうです。EC取引やキャッシュレス決済など新しい商取引と繋がってきているように見えますので、今後も取引数は増えてビジネスチャンスも多そうです。

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面白いデータとして利用者の分類情報がありました。「後払いサービス」を使っているのは圧倒的に女性が多く、また20~50代で占めているようです。このデータなんとなく直感的に商品を購入する人たちをターゲットにすると儲かるというのを示していそうです。

目論見書では「クレジットカードが不要」により情報漏えいリスク、不正防止、払いすぎ防止などがあげられています。後払いの手数料がどの程度なのか知りませんが、理詰めでとにかく得に商品購入しそうな人から見ると、あまり使いたくないサービスかも知れません。

東証1部上場ということで、規模感が大きくてもこれまでの戦績はそれなりに良い結果が出ているのですが、何分、ここ最近のIPO地合いの弱さが引きずっているかが心配ですね。

グローバルオファリングで海外販売が国内の2倍程度ありますので、海外の機関投資家の意向が大きく左右された価格になりそうです。仮条件や公開価格の結果に注目が集まりますね。一応、海外だと後払いサービスの会社はかなり評価されていそうなので、人気は出るのではないでしょうか?

勝負すべきIPOかBBスタンス評価にまた迷うようなIPOですね。とりあえずは前向きには見たいと思っています。

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12月IPOは頑張って利益の出る月にしたいところです。忙しくなりそうですが、終わってみればIPOでボーナスが出たという結果になることを期待しましょう!

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