IPOする社名にも結構流行りとかがあると思っているのですが、最近は英単語3つぐらい並べる社名が多い気がしますね。少し前まではカタカナ4文字が多かった気がします。たまに平仮名が流行る時期もありますね。
グローバルセキュリティエキスパート(4417)のIPO新規上場情報
セキュリティコンサルの会社らしいです。ネット社会でシステムの脆弱性の対策は必須となっていて必要とされる事業の一つですね。
想定価格は2,770円。主幹事はＳＭＢＣ日興証券です。
吸収金額が想定価格ベースで19.1億円で、東証マザーズ上場の中型IPOです。
事業の内容の特徴として「中小企業」がターゲットというのが差別化と言えそうです。昨今、DX化が叫ばれていますが、大手はサポートも手厚いでしょうが、中小企業はセキュリティ面で導入を後送りにしていそうですので、ターゲットとしては良い選び方に見えます。
サービスの一つにトラップメールがホームページでも載っていますが、「訓練メール」を送って教育するなど面白いですね。セキュリティ的なことはやはり教育で対策をしないと、いくら技術者が頑張っても穴が出てしまうのが特徴なのかもしれません。
実は３０期を超す会社ですが、本格的にサイバーセキュリティに特化した会社になったのは2000年、そして上記のトラップメールを始めたのが2012年です。このトラップメールが非常にうけたように見えますね。
業績に目を向けるとやや不安定な部分は感じられます。目論見書に成長戦略が載っていますが、新規事業に関してあまり目立ったものが感じられないので懐疑的な部分はありますね。
中小企業のDX化が進むことでセイバーセキュリティに対する需要が増加するか？というやや受身的な見方になってしまうかもしれません。
ＳＭＢＣ日興証券主幹事で悪くないIPOの登場という第一印象です。ただ、上場ラッシュによる買い分散、地合いの変化が何処まで初値に影響するかBB期間中に見極めたい銘柄ですね。まぁ、とりあえずは欲しいIPOとして注目したいと思います。
幹事証券に松井証券が入っていますね。こういった証券会社から12月のIPOでこっそり当選狙いたいです。
ＳＭＢＣ日興証券は今年はIPO豊富で調子もいいので、12月は勝負の証券会社になりそうです。当方、今年は2銘柄頂いていずれもプラスになっているので、もう一つ希望です！
グローバルセキュリティエキスパート(4417)のIPO新規上場情報
初値予想もお願い致します。