4月にも連続して特色あるIPOが登場し続けています。あのエキサイトの上場です。2018年にTOBで上場廃止になった後、複数の事業を取り込んで構造改革、5年後に再上場ということになります。

エキサイトホールディングス(5571)のIPO新規上場情報

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プラットフォーム事業、ブロードバンド事業が既存事業、新しい事業として「SaaS・DX」も入っているようです。ただ、持つ株会社として吸収しているだけには感じますが・・・。

想定価格は1,340円。主幹事はみずほ証券と大和証券の共同主幹事です。
吸収金額が想定価格ベースで13.8億円で、東証スタンダード上場の中型IPOです。

エキサイトといえば知名度は高いですね。ネット系企業・ポータルサイトとしていろいろな事業に取り組んでいました。ライブドアとかに近いでしょうか?目論見書を見るとどどーんとCEOとCFOの紹介が載っています。サイバーエージェント出身の2人が再編した功績みたいな感じでしょうか?

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目論見書の事業概要図が非常に分かりやすいです。規模感や変遷までよく分かります。エキサイトの冠のついたサービスはみなさんも一度は目にしたり使ったことがありそうです。

一方、新規事業に関しては様々なベンチャー企業で伸びそうなところをエキサイトグループとして取り入れているようですね。いろいろな展開があるようですが、「子供用サプリメント」「歯科矯正」といったちょっと大丈夫か?(怪しめ?)なんてのもあるのは、再編ならではの事業です。

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既存事業に関してもTOB後に「何故?」というレベルで伸びている分野ばかりです。それぐらい過去のエキサイトがネットブームに載っかって伸びていたけれど、成長が止まってからは逆に何も出来ない企業になっていたんでしょうかね?「チーズはどこへ行った?」感を感じます。

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業績はカラーリングでも出しているように、赤グラフ(TOB後)になってからはしっかり成長が伺えます。上場するにあたって「もう大丈夫」「成長する企業ですよ」アピールは十分な状態になっていますので、そこが評価されるかが初値の焦点でしょうか?

基本、再上場案件は不人気です。ただ、今回は売出しなしでの上場、VCなどの投資はあってもロックアップで1.5倍以上にならないと解除になりません。公募価格に妥当性があれば、なんとか人気が出て上場しそうな気はする第一印象になりますね。4月上場というタイミングも最適かと思います。

エキサイトホールディングス(5571)のIPO新規上場情報

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