連日9月IPOの新規承認が続いています。8月22日(火)は3社のIPO新規承認がありました。このまま9月末までに何銘柄出てくるかですね。規模感が大きいIPOが出てきています。

オートサーバー(5589)のIPO新規上場情報

中古車のオークションサービスですね。事業としてはそれほど新規性はありません。会社のホームページを見ても分かるように「0円で出品」など手数料で勝負ぐらいしか戦う領域がない事業かと思います。

想定価格は2,670円。主幹事はSBI証券です。
吸収金額が想定価格ベースで61.4億円で、東証スタンダード上場のやや大きめのIPOです。

上場市場がスタンダードで事業も新規性には薄い、さらに規模感も大きいとなると上場ラッシュ中だと不安の残るIPOという第一印象になりそうです。

メインとなるサービスは中古車のオークション代行サービスになります。サービス内容は目論見書に書いてあるように非常に単純で、中古車のオークション市場に入会金などの手間なく代行してくれるというメリットがあります。どこで売上を取るかというと「落札時」「成約時」に仲介手数料的な形で行っています。ということで、どれだけ多くの「玉」を流通させるかが事業のKPIになります。

成長戦略が目論見書に書かれていますが、リストで5点書いているので載せておきます。

  • 会員数の増加と利用頻度の向上
  • 中古車情報の取扱車両台数の増加
  • 人材の採用と教育
  • システム機能の向上・刷新
  • 経営組織力の強化と内部統制

なんというか全然新規性の目玉っぽいところはないのが残念です。こうなるとIPOスペック的には公開価格が買い得かどうかぐらいしか判断材料がないかも知れません。成長の見込みは外部環境に左右されそうで、中古車といえば最近はビッグモーターが騒がせていますが、逆にライバル他社が沈んだとしても中古車需要自体は変わらないので、日本人の中古車に対する需要の方が影響が大きそうです。

半導体不足で新車生産に遅れがあったここ最近は中古車は賑わっていたようですが、そろそろ新車の販売が増えそうな流れですので、ここでの中古車オークション会社の上場はいわゆる天井でのイグジット感は否めません。

業績です。成長は緩やかで、ほぼ横ばいと言ってよしでしょう。成長見込み無しで割安IPOかを判断して申し込むか否かを判断するIPOになりそうです。

SBI証券主幹事案件です。比較的公募株当選の可能性があるので十分BBスタンスを考えて申込みたいですね。 上場ラッシュ中のこの手の新規性ない事業、スタンダード上場(微妙市場)、吸収金額もやや大きいとなると初値期待は薄いというのが第一印象としておきますが、大手の予想レポートなども見ながら最終判断をしたいと思います。

オートサーバー(5589)のIPO新規上場情報

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