今年5つ目のIPO案件です。

再上場という少し曰く付きのPaltacです。

公開日  3/18
BB期間    3/3-3/8
公募価格決定   3/9
申込期間   3/10~3/15

 幹事証券会社リスト 割当率  株数 
 野村證券  71.00%  11,360,000
 三菱UFJ証券  6.00%  960,000
 みずほ証券  6.00%  960,000
 大和証券キャピタル・マーケッツ  5.00%  800,000
 日興コーディアル証券  5.00%  800,000
 SBI証券  4.00%  640,000
 いちよし証券  1.00%  160,000
 岡三証券  1.00%  160,000
 高木証券  1.00%  160,000
 (野村ジョイ証券,auカブコム証券)

仮条件は、想定価格2,300円に対し、
2,100-2,300円と弁えた価格設定となっています。

今年よりBBスタンスを書くときにもっと見やすくしようと思います。
具体的に5つの項目で5段階評価で点数付けしてみます。

(あくまでも私の思い込みなので、参考程度に見てくださいね。)
oomitu.gif   

1.注目度
Paltacは一度パルタックとして上場廃止になったものを
再度、事業の切り分けの為に社名をPaltacに変更して再上場です。

事業も卸売業で新鮮味も無く、注目度は低そうです。

評価としては1にします。

2.割安性
2010年、3月期のEPSは213.09で
想定価格ベースで計算すると10.8倍程度になります。

IPOにしては割高感はないのですが、割安感も全く無いです。
正直、一度上場廃止した企業に人気も集まりそうに無いのでお得感も感じません。

評価は2としています。

3.規模
吸収金額は約423.2億(想定価格ベースOA分含む)でかなり重たいです。
Paltacと同時期の超大型IPO第一生命も控えているので

相当資金集めに苦慮しそうな気がします。
厳しいと見て、評価は1としています。

4.業種
日用品や一般の医薬品などを扱う卸売業で全く新鮮味を感じません。
正直、この時期に上場するのが不思議なくらいです。

全く妙味なしで評価は1.5に近い2にしておきます。

5.評価

評価というのはその他的な分野です。

他の方の見方など雰囲気、特注部分を見ています。

2010年のIPO上場銘柄の中で、一番欲しいと感じさせない
銘柄だとファーストインスピレーションで感じました。
3月は他のIPOもあるので、IPO市場に傷をつけて欲しくないなぁと感じるぐらいです。

リターンの魅力が全く無いので評価は2としました。

全体考察
総合得点は8点で、私のBBスタンスはD評価です。
基本的にスルー銘柄と考えています。
主幹事野村證券は捌くのが大変なぐらいだと感じます。

キャンセルが出来るネットBBで状況を見てみようかなと思っています。

ということで少々BBはしていると思います。