ランサーズ(4484)のブックビル期間が11/29 (金)から始まります。
12月IPOの中では知名度や注目度の高い銘柄です。ただ、悪い意味で注目度高くなりそうですね。

仮条件は660~730円 (変動率:-26.7% ~-18.9% 超弱気 )です。
主幹事は大和証券です。仮条件はかなり引き下げてきました。想定価格より2割引状態です。

スケジュールです。

BB期間 開始: 2019/11/29 (金) ~ 終了: 2019/12/05 (木)
公募価格決定 2019/12/06 (金)
購入申込期間 開始: 2019/12/09 (月) ~ 終了: 2019/12/12 (木)
上場予定日 2019/12/16 (月)

・初値予想、BBスタンスを更新しました。
ランサーズ(4484)のIPO新規上場情報

事業として注目度が高かったクラウドソーシング事業ですが、先んじて上場したクラウドワークスが未だに連続赤字から抜け出せずランサーズも連続赤字のまま上場です。もうすでに何年も経っているのですから、期待感の時期は過ぎている気がします。ここに来てたくさんのベンチャーキャピタルが100%売り出すIPOにはあまり参加したくないというのが、これからの参加者の見方でしょう。

上場できるスペックになるまで市場も待っていたと思いますが、そうしているうちに事業自体いまいち儲からないのではないか?と感じる人が多くなっていると思います。「働き方改革」はクラウドソーシングが解決策ではなく、今となってはAIが人から仕事を奪うとなっていますからちょっと時代遅れ感も個人的にはします。

私の一発目の初値予想710円(想定価格比: -190円/-21.1%)としました。

BBスタンスはD評価のパスとしました。海外募集もあるため、しっかりとブックビルが積み上がるような仮条件に設定していると思いますが、もともと価格設定があってないような銘柄です。やはり大幅引き下げは弱気の表れとみたいです。幹事証券にはネット証券の名も多く申し込めば当選確率が非常に高いため、なんとかプラスにならないか?期待したいのですが、各方面から評価して良い部分が見つからないのが残念です。

初値予想は公開価格付近で700円あたりとしています。公開価格や引受価格をみて最終的に修正したいと思っています。

それでもランサーズに期待したいという人は主幹事大和証券の他、幹事証券のネット証券で非常に当選期待度が高いのが、楽天証券松井証券でしょう。ここ最近幹事証券によく顔を出していてIPOに注力しているのが伺えます。


楽天証券は抽選方法に日経平均終値を利用するなど抽選方法の透明性があります。


松井証券IPOでは穴場感が強く、これ当たるの?という銘柄を何度か頂いています。恐らく、まだ知らない人が多いのでしょう。なお、抽選が前期型になって資金拘束の面でも有利になっています。

ランサーズ(4484)のIPO新規上場情報
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