9月IPOの仮条件が複数発表され、ブックビル期間が複数重なってきました。当方のBBスタンスは仮条件発表の数字を見てから、総合的に判断して最終判断していますので、少し更新が遅くなりますが、少なくともブックビル初日中には更新されてますので、確認いただければと思います。

今週は金曜日には8銘柄がブックビルで重なることになりますね。申込忘れのないように注意しましょう。私は特に管理ソフトとか外部のサービスは使ったりしていませんが(なんだか気持ち悪いため)、自分のOneNoteに銘柄ごとに自分のページをコピーしながら使っています。

昔はEvernoteを使っていましたが有料姿勢で使い勝手が悪くなりメモソフトを変更しました。無料のメモソフトぐらいで管理するのが一番楽です。最低でもクラウドでメモがスマホと同期されていれば問題ありません。

さてBBスタンス情勢ですが、D評価やC評価が今年の9月は多く少し厳しい結果になる可能性が高いと思っています。慎重なスタンスで臨みたいですね。ついつい当選欲がでて申し込んで当たったら嬉しいですが、公募割れした銘柄ばかり当てて喜んでいても仕方ないので気を付けたいです。

「D評価している銘柄」

ライズ・コンサルティング・グループ(9168)のIPO新規上場情報

インテグラル(5842)のIPO新規上場情報

オートサーバー(5589)のIPO新規上場情報

イグジット系のIPOは今の地合いだと厳しい見方をしておいたほうが良いでしょう。腐ってもIPOでこの中にも予想と違って上がる銘柄もあるかも知れませんが、それを当てるのは困難だと思います。もし当方のD評価でご自身で自信がある銘柄があればラッキーと思ってください。

「C評価している銘柄」

揚羽(9330)のIPO新規上場情報

笹徳印刷(3958)のIPO新規上場情報

ジェイ・イー・ティ(6228)のIPO新規上場情報

C評価は微妙判断の銘柄なのですが、その中でも各銘柄に何か買える判断材料があると思ったものはDではなくCにしていることが多いです。これまでもC評価でも公募割れは普通にありますので注意が必要です。

「B評価している銘柄」

なし

「A評価している銘柄」

ファーストアカウンティング(5588)のIPO新規上場情報

ファーストアカウンティングが9月下旬IPOの最注目IPOになりそうですが、AI-IPOバブルも過ぎた雰囲気の地合いですので、思ったほど過熱しないことも想定しておきたいですね。

この9月のIPOは目の覚めるような好案件が見当たらないのが残念です。


IPOの地合いは2023年初頭から好調状況が続いていたものの7月末辺りからイグジットIPOの連続公募割れなど、少し厳しい動きになっています。

その後のIPOも思ったほど伸びない・過熱化しないという状況が続いており、何かきっかけがないと風向きの好転は感じられません。9月でいうと暗い雰囲気のまま上場ラッシュを迎えそうなので、イグジットIPO系の本尊「インテグラル」あたりが予想を覆して好結果!なんてあれば景色も変わってくるでしょう。

日替わりで景色が変わるのもIPOの面白さですので、あまり暗い気持ちになりすぎずにニュートラルな心づもりで考えていき準備していきたいですね。

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証券会社でいうと、大和証券とSBI証券のIPOが多く見えるので、この2社から良いIPOゲットできるかが勝負になりそうです。