KOKUSAI ELECTRIC(6525)のブックビル期間が10/10 (火) に始まります。
久々の1000億以上の吸収金額の大型案件になります。

仮条件は1,830~1,840円 (変動率:-3.2% ~-2.6% 超弱気 )です。
主幹事は総合証券5社構成です。メインは野村と日興。仮条件は引き下げたものの微減なので扱いが難しいですね。

IPOスケジュール
BB期間 開始: 2023/10/10 (火) ~ 終了: 2023/10/13 (金)
公募価格決定 2023/10/16 (月)
購入申込期間 開始: 2023/10/17 (火) ~ 終了: 2023/10/20 (金)
上場予定日 2023/10/25 (水)

・初値予想、BBスタンスを更新しました。
KOKUSAI ELECTRIC(6525)のIPO新規上場情報

仮条件が注目材料の一つだったと思いますが、結局大幅引き下げではなく少しの割引程度です。海外的には3%割り引いたぐらいの話題のようですね。また海外割当分が若干ですが増えています。機関投資家からの需要をしっかりとヒヤリングして海外割合も増やしていそうなので、1,840円では十分な需要があるという判断なのでしょう。これを素直に受け止めて1,890円→1,840円で買える価値が売り出し株にあるとみるかですね。

プライム上場銘柄ですので、あまり普段のIPOの需給とは違うパワーバランスで考えたいですが、結局は大口さんの意向になりそうですので、IPO初値売りで小さく儲けを継続したい方にとっては、妙味が薄くパス銘柄で良いかと思います。

私の一発目の初値予想は1,850円(想定価格比: -40円/-2.1%)としました。

BBスタンスはC評価。公募割れもありますがD評価するまでの内容ではないと見てCにしています。公募割れとなっても驚きはありませんが、その場合は地合いが悪かったと簡単に片付けられそうです。ポジティブ方向ではしっかりと注目度を集め、初値プラスを確認すれば多少上がる方向性もあるかもしれません。

半導体というとプライム上場初となったソシオネクストも半導体です。大型でイグジットIPOという評価で当方もパスなど厳しく評価したものの今や4~5倍まで上がっています。二匹目のドジョウという見方もできますが、正直、この銘柄に関しては半導体でも前工程の装置メーカーと分野が違います。しかも売り出し元はケイマン諸島に本体を置く投資ファンド、TOB後の再上場案件。と厳しい内容が並ぶので、長期的にマイナス評価が多いです。

C評価ということで最後まで迷うものの、申し込んでみて公募割れなら公募割れでサクッと切ってしまいたいと思える銘柄ですので、初値売りで微プラスか微マイナスかの勝負をするかどうかですね。

KOKUSAI ELECTRIC(6525)のIPO新規上場情報
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