ＭＦＳ(196A)のＢＢスタンスと初値予想

ＭＦＳ(196A)のブックビル期間が6/06 (木)に始まります。
「モゲチェック」運営元ということで、話題にはなりそうですがスペックを鑑みるとちょっと・・・というIPOですね。

仮条件は370～400円 (変動率：-7.5% ～0.0% 中立 )です。主幹事はＳＭＢＣ日興証券です。
なお、公開価格は上下20％超えの可能性の追記はありません。

・初値予想、ＢＢスタンスを更新しました。
⇒ＭＦＳ(196A)のIPO新規上場情報

まず、最初にこの銘柄はダウンラウンド上場で2022年末頃から急激に増えている形です。さらに連続赤字状態で翌期予想も赤字で黒字化出来ないままに上場となります。VC勢からの出資も多く、上場を急かされたイメージで、ダウンラウンドとは言え、この価格でどれだけ買い手がつくか？ということになりそうです。

ダウンラウンド上場も増えてくると、いくら前回調達時から下がっているとは言え、IPO公募組も慣れてきてしまっているので、すぐさまお買い得と飛びつかなくなっているでしょう。

上場タイミングも6月上場ラッシュで前日に3社同時上場があった翌日ということで、買い意欲がどこまで残っているのか疑問が残ります。

私の一発目の初値予想は410円（想定価格比: +10円/+2.5%）としました。

BBスタンスはC評価にしました。ややDに近いC評価です。初値予想はとりあえず公募よりもプラスにしたものの直前の地合いによっては公募割れまで十分ありそうです。地合いにも大きく左右されそうで、地合い次第でプラスにもマイナスにもなる、ややギャンブル的な参加になりそうですね。

前日上場銘柄と合わせて公開価格の単価が1,000円以下の低位株が続きます。低位株なので買いやすさを感じるところではありますが、イマイチなものはいまいちと判断して取捨選別色を高めてBBスタンスを検討したいですね。

主幹事ＳＭＢＣ日興証券です。IPO請負が非常に多いので攻略は必須。ただし、良い銘柄も悪い銘柄も多い主幹事ですので、しっかり銘柄情報を調べておいて申込みたいですね。

⇒ＭＦＳ(196A)のIPO新規上場情報
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