フライヤー(323A)のブックビル期間が2/03 (月)に始まります。
2月下旬は3銘柄の上場が予定されていますが、その最初のIPOです。興味深いサービスですね。

仮条件は590~680円 (変動率:-10.6% ~+3.0% 弱気 )です。
主幹事はみずほ証券です。仮条件は中立姿勢ですが、久しぶりに公開価格が仮条件の20%超えの可能性があります。

最高で816円の公開価格まで可能性があるので注意しましょう。

IPOスケジュール
BB期間 開始: 2025/02/03 (月) ~ 終了: 2025/02/07 (金)
公募価格決定 2025/02/10 (月)
購入申込期間 開始: 2025/02/12 (水) ~ 終了: 2025/02/17 (月)
上場予定日 2025/02/20 (木)

・初値予想、BBスタンスを更新しました。
フライヤー(323A)のIPO新規上場情報

ビジネス書の要約サービスという時代にあった面白いサービスを提供。売上高は年々増えていて、ついに黒字化というところで上場です。個人的にも面白いサービスだなと感じますが、このまま上場して流行っていった時に満足の行く状況で伸びていけるかですね。

法人向けビジネスサービスの契約状況などKPIになりますが、1%程度の低いチャーンレートを維持しているのは参考になるかもしれません。また儲かりそうなのは個人向けサービスではなくエンタープライズ(法人向け)に要約サービスも含めて、社員教育や福利厚生といったリスキリング事業として注目されそうです。

初値視点でのIPOスペックとしては、規模感の小ささから買いやすいですが、ベンチャーキャピタルのロックアップ解除の1.5倍がまずは1つ目の大きな壁になりそうです。

私の一発目の初値予想は900円(想定価格比: +240円/+36.4%)としました。

BBスタンスはB評価。第一弾の初値予想は900円としました。初値が900円というのはピタリ当たりそうな印象がないですが、4桁手前のロックアップ手前で初値がつきそうだと予想しました。セカンダリー勢はロックアップ解除価格までは買えるとして入るか、初値で突き抜けるほど注目されてなければ、上場直後の動意付きがなく萎んでいくかですね。

2月IPOは数が少ないことで、ある程度の面白い動きを見せてくれそうな銘柄として期待していますが、強気にはなれないですね。

昨今はタイパとか効率などが重視されて、短くキュレーションされたものが、どんどんと情報の波としてネット上などに溢れている世の中かと思います。物事の本質を考えれば、個人的には「短くキュレーションされたものは、短くキュレーションされたレベルでの吸収しか結局できない」という想いを持っていますが、時代に乗ったサービスを提供している会社がIPOして盛り上がるのは、IPOファン的には嬉しいですね。

フライヤー(323A)のIPO新規上場情報
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