10月の最終IPOとなったRettyは直前のIPO地合いの変化をやや受けて予想よりも低めの初値となりました。それでもすぐに当方予想の1,800円は超えてきましたし、善戦と言えるかもしれません。引けも初値よりは上で終えています。

初値売りで約4.3万円のプラスです。公募当選者の方、おめでとうございます。

Retty(7356)のIPO新規上場情報

【Retty(7356)】(公募価格1,180円)

7536

初値:1,611円(公募比: +431円/+36.5%)
高値:1,990円
安値:1,606円
終値:1,735円
出来高:7,652,900株(公募売出総計:4,818,600株)

初値は1,611円でした。朝の気配では1500円でもやむなしレベルでしたが、やはり寄る寄る詐欺の吊り上げが多少あって1,600円を超えた初値です。初値が付いてからは安いと見られたのか?一気に急騰。節目の2,000円手前まで伸びました。

これで、一部のロックアップ解除となる1.5倍を超えていますので、主幹事的にもこれだけVC出資が多い銘柄で初値プラスで終えているので無事上場したと考えていると思います。

終盤にかけては株式全体が週末というのもありますし、欧州再ロックダウンからの世界経済の停滞を意識してか、リスクオフの流れが鮮明になったように思います。IPOどころではない雰囲気でRettyの上場日が遠い過去のようにも感じられました。

nikkeiheikin2020

日本の緊急事態宣言後はIPOどころではなかったですが、日経平均も16000円台だったことを考えれば、この程度の下げは気にはならないですが、欧州ロックダウンの流れはやはり敏感になります。

12月はIPOどころじゃないなんて状況にならないことを願いたいですが、現実に海外がロックダウンしているというニュースを見ると身構えてしまいますね。

【IPO初値結果一覧表】上昇率、損益、その後の値動きなどチェックに

初値結果はチャートなどを載せてまとめて記事にしたいので速報は遅いですが、
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今回はピタリ賞がでませんでした。

1,600円などの予想はありましたが結果的に初値が中途半端になったので的中が難しい初値でしたね。読者予想平均は1,900~2,000あたりを示唆していたので、やはりIPO地合い的にはやや弱含みの状況になっていると思います。ただ、これで11月IPOまで間が空くので充電してまたいい結果がみたいですね。

IPO初値予想、読者予想の結果と投票所

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