本日は2銘柄の上場予定でした。いずれも値が付きましたが、正直予想なんてできないメンヘラな動きですね。こういうのに毎回付き合っていると心が折れると思います。
私は毎回の上場レポートを欠かさずしてくることを目標にしていますが、初値結果のブログ上でのレポート第一弾は2008年の4月でした。かれこれ13年の付き合いですが、これだけ見てるとIPOなんて基本メンヘラと付き合えます。うまく付き合うにはハナからそういうものとしっかり意識しておきたいですね。
IPO初日チャートの画像コレクションもえらいことです。今日も粛々と上場レポートします。
まずはワンダープラネット(4199)から。
初値売りで約15.5万円のプラスです。公募当選者の方、おめでとうございます。
【ワンダープラネット(4199)】(公募価格2,560円)
初値:4,115円(公募比: +1,555円/+60.7%)
高値:4,815円
安値:4,020円
終値:4,815円
出来高:3,461,700株(公募売出総計:189,300株)
午前中に値がつくとは思っていなかったので、予想よりかなり弱い初値になりましたね。これはなかなかの買い場だったと思います。初日の出来高が公募売出総計に対して18回転ほどしているのでも分かるように、多くの方が食いつくような初値でした。
しっかりとストップ高まで行き、初日はそのまま引けています。VCなどの売りもこなしてアゲアゲ姿勢を作っていれば明日以降はチキンレースで面白いマネーゲームが楽しめそうです。それにしてもストップ高でも4,815円と公開価格の2倍にも届かずでA級評価銘柄としては思いの外、かなり弱い初値でしたね。
このように初値予想なんてしても意味ないとは言いませんが、しても当たらないと考えて臨むほうが良いでしょう。でも付き合い方は学べると思います。
こちらはピタリ賞がでませんでした。
読者平均予想は7,000円と私の予想よりももっと強気でした。これでこの初値ならセカンダリーで参戦できた方も多いかもしれませんね。想定よりもかなり安い結果なら参加しやすいですので、やはり初値予想しておくと良いことあると思います。
次にテンダ(4198)。
初値売りで約32.5万円のプラスです。公募当選者の方、おめでとうございます。
【テンダ(4198)】(公募価格3,250円)
初値:6,500円(公募比: +3,250円/+100.0%)
高値:6,510円
安値:5,500円
終値:5,500円
出来高:1,818,800株(公募売出総計:385,000株)
テンダに関しては2倍ちょうどの初値で、まぁ妥当な結果と言えました。ワンダープラネットよりも後に初値がついてこちらも予想よりは少し低いかもという結果だったので飛びついた方もいるかも知れません。しかし、IPOはこういうのよくありますね「ブブー!こっちはダメー!」みたいな感じで、メンヘラぶりがよく出ています。
結果的にストップ安にこちらは沈んでいます。同じ上場日でどちらもA級評価、かたやストップ高で、かたやストップ安という極端な結果は、ある意味IPOらしいとも言えるでしょう。5000円以上ではじまったので値幅が1,000円でこちらのほうが下げ幅大きいですね。
出来高は公募売出総計の5回転弱でワンダープラネットほどではありません。多くの方の視点はワンダープラネットが異常に安い!に向いたことが両極端の原因かもしれませんね。
6月末の上場ラッシュでは今回の結果のように極端な強弱がでるのが連続することが予想されます。しっかりと意中のIPOとうまく付き合って行きたいところですね。
こちらはピタリ賞がでました。ネコポス様、FFT様が的中。
2倍ちょうどの初値でピタリ賞が出やすかったですね。おめでとうございます。今日の2銘柄はどちらもゲームコンテンツ事業をやっているのも似ているところで、どちらもA級評価でこの違いはやはりIPOって不思議な魅力を感じます。こういうよくわからん不安定さも楽しみの一つとして捉えたいですね。
以上、2銘柄の結果をまとめて紹介しました。
どちらかのIPOが当たっていればもっと楽しめるのでしょうが、そうでなくてもIPOが多いとチャンスもリスクも多く楽しめます。セカンダリーはハイリスクハイリターン系ですが、自分でうまく調節して楽しみましょう。アドバンテージのためにしっかり公募当選も今後も狙っていきたいですね。
⇒【IPO初値結果一覧表】上昇率、損益、その後の値動きなどチェックに
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