CaSy(9215)の初値結果です。初値は結局目安になりやすい2,000円付近で付きました。しかしながら、今のIPO地合いですと出来れば起きてほしくない初日の動きになったと思います。どうして人は同じ過ちを何度も繰り返すのか？
初値売りで約6.5万円のプラスです。公募当選者の方、おめでとうございます。
【CaSy(9215)】（公募価格1,350円）
初値：2,001円（公募比: +651円/+48.2%）
高値：2,098円
安値：1,501円
終値：1,501円
出来高：3,130,500株（公募売出総計：211,600株）
初値2,001円はほぼ大方の予想通りでしたね。そしてすぐにロックアップ解除の2,025円も超えています。初値が付いてからは大きな商いが続いていましたが、基本的には下がり基調2,000円よりも高い初値が付いたことで幅が500円となりストップ安水準が遠くなっていましたが、結局引けでストップ安到達しています。
結果、初値天井でIPOのイメージを更に悪くするような結果となってしまいました。CaSy(9215)に当選した公募組で初値売り勢だけ得はしていますが、これだと後のIPOに続いてくれなさそうです。今後も厳しい地合いは続きそうですね。
SBI証券主幹事ながら地合いの関係でIPOチャレンジポイントのボーダーラインが掴みきれていません。 200P利用して100株ゲットなら1P300円以上にはなっているので、案外ちゃんと１Pのポイント価値は付いたように見えます。ただ、引けでもう公開価格近くまで下げていますので、しばらくポイント使用は敬遠する人が多くなりそうです。
逆に言うと少ないポイント数でもIPOゲットしやすい状況かとは思いますが、うまくポイント数を調整して狙い撃ちするのは至難の業かもしれませんね。
⇒【IPO初値結果一覧表】上昇率、損益、その後の値動きなどチェックに
初値結果はチャートなどを載せてまとめて記事にしたいので速報は遅いですが、
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今回はニアピン賞がでました。7名の方が的中しています。
当方もあまり奇をてらわず2,000円予想で良かったのかもしれませんが結果的にやはり初値2000円は高いと市場からは見られてしまう惨状です。本当にマザーズの人気が落ちていますね。市場再編後のグロース市場も心配です。
皆さんの初値予想が役に立っています。引き続き、初値予想をお願い致します。