セレコーポレーション(5078)の初値結果です。残念ながら結果は公募割れとなってしまいました。今の地合いで不人気・地味系となるとやはり注目度がないため買いが一向に入りませんね。仕方のないところと言えるかもしれません。
初値売りで約8,000円のマイナスです。公募当選者の方、残念でした。
【セレコーポレーション(5078)】(公募価格1,900円)
初値:1,820円(公募比: -80円/-4.2%)
高値:1,871円
安値:1,715円
終値:1,720円
出来高:301,600株(公募売出総計:490,200株)
初値は1,820円の公募割れ、引受価格の1,757円よりは高く始まって個人的な予想通りの結果となりました。しかしながら、その先も全く買いが入らない状況ですぐに引き受け価格も下回っています。1700円近くではようやく株価が安定してきていますが、出来高を見ると公募売出総計を1回転もしていません。全くIPOらしくない初日となりました。
業種的に残念ながら明日以降も目立った動きはしなさそうですので、このまましばらくは下値を探る展開になりそうです。しかしながら中長期的なスタンスでは安い価格で仕込んでおけば安定したポートフォリオとして組み込めるかもしれませんね。
主幹事は「みずほ証券」でした。本年の公募割れは4件目ですが、実はそのうち3つがみずほ証券主幹事という残念な結果となっています。振り返れば2021年12月の超IPOラッシュでも13件が公募割れとなっていますが、そのうち5件がみずほ証券主幹事です。ちょっと、どうにかしてくれよという非難の声が出ても仕方のないところでしょうか?
長期間の主幹事別データではそれほど偏った結果は見られませんが、最近のイメージがかなり悪くなっていますね。
⇒【IPO初値結果一覧表】上昇率、損益、その後の値動きなどチェックに
初値結果はチャートなどを載せてまとめて記事にしたいので速報は遅いですが、
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今回はピタリ賞がでました。parms様が的中です。
コメントでも「厳しいのになぜ上場?」とごもっともな意見での的中です。賢明な読者様のようでは公募割れという意見が多かったと思います。IPOは割れないのが普通が標準的な考え方だと思いますが、今のようなマインドの状況では臨機応援に対応したいですね。
皆さんの初値予想が役に立っています。引き続き、初値予想をお願い致します。