Laboro.AI(5586)の初値結果です。初値結果としては2日目値付けも期待していた公募組にとっては少し残念だったかも知れませんが、このところの公募割れ4銘柄などの結果を考えれば、順当なのかも知れません。少しはセカンダリー勢にもIPOに参加して買える雰囲気を作ってもらったほうが、IPOの継続性にも影響しますね。
初値売りで約6.1万円のプラスです。公募当選者の方、おめでとうございます。
【Laboro.AI(5586)】(公募価格580円)
初値:1,195円(公募比: +615円/+106.0%)
高値:1,375円
安値:1,120円
終値:1,375円
出来高:13,132,300株(公募売出総計:4,164,500株)
初値は1,195円でした。朝の気配をみたら初日に値が付きそうなレベルでしたので期待していた公募組としては残念だったかも知れません。初値はあまり伸びない展開がこの7月は続いていますね。とはいっても2023年に入ってからあまりにも好調な地合いが続いていたIPOですので、この程度で収まる時があったほうが個人的には良いと思っていて、うまく調整されていると感じるほどです。
初日の動きですが、初値がついてからは上下どっちにも行っても良いような雰囲気でしたが、やはり予想よりも安くなっているので買いが攻めている方向性には見えますね。グズグズしていたので後半にやれやれ売りも出そうなのですが、7月最終上場ですので次のIPOもありません。ある意味直近IPO含め、循環物色的な考えで買われて最後伸びたかも知れませんね。出来高は公募売出総計の3回転強ですので、結構回転しています。明日は高値の天井を見極める動きになるでしょうか?
最近は「黒澤のnoteページ」にてセカンダリー戦略も書いていますので上場前に参考にしていただければ、その戦略を見つつ自分なりの考えも加えて参加していれば結構勝てているのではと思っています。
SMBC日興証券主幹事案件で、当選者も結構見られました。結局、初値売りで1枚あたり6万程度と当選時の皮算用には届かなかったかも知れませんが、それでも当選だけでこれだけプラスになるのですからIPOはやめられませんね!
⇒【IPO初値結果一覧表】上昇率、損益、その後の値動きなどチェックに
初値結果はチャートなどを載せてまとめて記事にしたいので速報は遅いですが、
黒澤のツイッターでは初値速報を流しています。
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今回はニアピン賞がでました。アルファルファ様が1,200円でニアピン的中です。
何度も初値予想で的中している方は、本当に予想のセンスがありますね。読者予想平均は概ね2,000円目処という状況ですので、初値は少し安いと感じられるかも知れません。私も初値から盛り上がって2日目行く系と思っていました。買いやすい単価にはなっているものの、決して割安感のある水準ではないと思いますので注意したいですね。
皆さんの初値予想が役に立っています。引き続き、初値予想をお願い致します。