本日上場予定だったエスネットワークス(5867)は初日初値付かずで明日持ち越しとなりました。明日は2社同時上場が待ち構えている中で即金規制付きでの売買になります。
最終気配1,679円で約1.51倍の買い越しです。
フル板合致点は朝の時点では1,500円あたりでしたが、そこから徐々に切り上げて結局初日の初値成立可能性の1,719円あたりまで上がっていました。初日に付くか微妙な板でしたが、結局値付かずということで、明日は即金規制に2社の上場もあることを考えれば1,679円より下で初値が付きそうな前日の雰囲気です。公募組としてはこれなら初日で付いて欲しかった～という結果になりそうですね。
本日は日銀の金融政策決定会合の結果が昼に発表されて「現状維持」から、一気に株が上がっておりその煽りを受けて日経平均他、グロース株も大きく動いています。今日は影響を受けて気配が吊り上がりましたが、明日はかなり熱が冷めた状況になりそうで、初値がどこまで下がってスタートするのか注目となりそうです。
【IPO結果一覧】上昇率、損益、その後の値動きなどチェックに（分析版）
セカンダリー考察記事もnoteにて書くようにしています。
初日値付かずの動きを踏まえて後ほど追記したいと思います。
セカンダリーはいつも参加するわけではなく、どちらかというとかなり銘柄を絞って参加しているのが私の実情で多くの方もそうかと思います。ただ、名銘柄ごとに視点を他者の視点から確認して自分の視点でも確認することで、戦略の考えが整理され参加がしやすくなればと思っています。
明日は即金規制が入って下げて初値が始まりそうな状況です。このパターンの過去のIPOデータは調べたことがあるのですが、実はあまり結果が良くないです。理由は単純で、即金規制でセカンダリーを攻めるというのは「規制による歪み」を取るというのが多いのですが、翌日になって下げて始まるレベルというのは過熱感を即金規制が歪んで抑えつけるふうにはなってないからと考えています。それでも即金規制は即金規制ですので、いくつかの戦略パターンを事前に考えてイメージしておくと良さそうです。