ジンジブ(142A)の初値結果です。金曜日持ち越しとなり週明けの仕切り直しとなりましたが結局下からのスタートとなりました。それでも4,000円近くのスタートということで公募組も納得でしょうか?まぁ、初日に値が付いていたほうが少しですが初値売りは良かったですね。

初値売りでプラス22万円です。公募当選者の方、おめでとうございます。

ジンジブ(142A)のIPO新規上場情報

【ジンジブ(142A)】(公募価格1,750円)

初値:3,980円(公募比: +2,230円/+127.4%)
高値:4,100円
安値:3,605円
終値:3,970円
出来高:721,400株(公募売出総計:350,000株)

初値は3,980円でした。結局、初日の最終気配4,025円から少し下でのスタートです。初値が付いてからはいきなりガクンと下げたものの場中はこの銘柄がIPO主戦場ながらジャブの様子見的なジリジリとした上がり方となりました。引け前に大きく下げたかと思えば切り返すなど、虎視眈々と狙っている雰囲気は感じます。

出来高は公募売出総計の2回転ほどとなっています。即金規制の影響や、本日上場予定銘柄(イシンは翌日持ち越し)があったことを差し引いても、やや低調な商い量と感じるかも知れません。初日に値が付いていたらどちらに行こうとも商い量はもっとあったのではという状況ですね。

SBI証券主幹事の注目銘柄ということもあってIPOチャレンジポイントの換算もしておきます。ボーラーラインを700P、100株当選で計算すると、22.3万÷700≒319円で、1Pあたり319円程度となりました。この数字は昔に比べると寂しいもののポイントインフレが進んでいる中、はやく20万程度の現金化が出来ている方が大きいでしょう。

この銘柄に突っ込んだ人は正直悪くない使い方だと思います。

【IPO初値結果一覧表】上昇率、損益、その後の値動きなどチェックに

初値結果はチャートなどを載せてまとめて記事にしたいので速報は遅いですが、
黒澤のツイッターでは初値速報を流しています。

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今回はピタリ賞がでました。2名の方が的中しています。

読者予想も概ね4,000円周りというのが多かったですので、大方の予想通りの展開では動いていると思います。地合いを考慮したらもっと行ってもというのはありましたが、そこはさすがに上場ラッシュの影響は大きいです。あまり初値が上がらなくても当然というぐらいの意識は持っておきたいですね。

IPO初値予想、読者予想の結果と投票所

皆さんの初値予想が役に立っています。引き続き、初値予想をお願い致します。


初日に値がつかなかったイシン(143A)の最終気配も見ておきましょう。

イシン(143A)のIPO新規上場情報

最終気配2,484円で約1.92倍の買い越しです。

フル板合致点は朝から概ね2,500円超えの状況でしたので、初日には値が付きにくそうと早々に翌日の4社同時上場と被ることが見込まれました。最終的には2,600円あたりが合致点となっていて、明日はとりあえずは上方向では始まりやすいかも知れません。

ソラコムという注目銘柄があるなか、5社が同時に初値値付を迎える展開ですので、かなり注目度は分散されて荒れた日になりそうです。まさにIPOテーマパークに挑む一日になりそうですね。