イタミアート(168A)の初値結果です。4月2つ目のIPOですが、3月に入ってから少しIPOも元気がなくなってきたか？と感じる状況かもしれません。初値こそプラスですが、初日の動きは2戦ともよくないですね。
初値売りでプラス4万円です。公募当選者の方、おめでとうございます。
【イタミアート(168A)】（公募価格1,600円）
初値：2,000円（公募比: +400円/+25.0%）
高値：2,000円
安値：1,658円
終値：1,753円
出来高：2,091,600株（公募売出総計：570,000株）
初値はなんとか2,000円に載せましたが、朝の時点や寄り前の気配では1,800円程度のスタートも有り得そうでした。初値が付いてからはすぐに急落、その後もダラダラと下げ続け1,700円ぐらいでようやく止まると行った状況です。引け前に少し買いが入るものの、それほど勢いは感じず様子見気配が強いですね。
出来高は公募売出し総計を3回転強。公募組とセカンダリー組で株主は入れ替わってそうですが、どちらかというと入ったセカンダリー組が損失となったIPOと言えそうです。これで4月に入って2戦連続で初値後の株価が不調になります。こうなるとこれから来るIPOの初値にも影響してきそうですね。
それにしても当方の予想も3,000円程度、良く当たる大手予想で3,000円、忖度側でもロックアップ解除価格の2,400円予想だったところに、この低空飛行ですから元気がないというのが率直な感想でしょうか？2024年の年初から続いたIPOの好地合い。3月末に公募割れ銘柄も出た頃ですし、そろそろ地合いに関しては少し見直しが必要かもしれません。
⇒【IPO初値結果一覧表】上昇率、損益、その後の値動きなどチェックに
初値結果はチャートなどを載せてまとめて記事にしたいので速報は遅いですが、
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今回はピタリ賞がでました。きむ様が2,000円で的中です。
読者予想の平均も3,000円あたりでしたが、結果として低く出てしまうと業種の地味さなどが目立つようになります。IPOでは割安感よりも注目度が短期的な株価形成に影響しますので、うまくスタートが切れなかったことで上場後の値動きも厳しいかも知れません。主幹事、東海東京証券です。意外と良い銘柄と思うIPOをあまり好発進できない場合が多いと感じるのは私だけでしょうか？
皆さんの初値予想が役に立っています。引き続き、初値予想をお願い致します。