アストロスケールホールディングス(186A)の初値結果です。宇宙ベンチャーということで期待感と不安感が入り交ざった上場でしたが、結果的に初値プラス、終値も初値よりプラスだったので成功裏に初日を終えたと言えるでしょう。
初値売りでプラス4.3万円です。公募当選者の方、おめでとうございます。
⇒アストロスケールホールディングス(186A)のIPO新規上場情報
【アストロスケールホールディングス(186A)】（公募価格850円）
初値：1,281円（公募比: +431円/+50.7%）
高値：1,581円
安値：1,280円
終値：1,375円
出来高：42,052,600株（公募売出総計：23,593,300株）
初値は1,281円でした。朝の気配では1,250円、前日の直前予想で指摘した「直近の有償第三者割当の発行価格（1,250円）」よりは高い評価できるといった雰囲気となりました。初値は若干つり上がって1,281円、ここは大型株ということで極端な吊り上がりは見せずに、とりあえず初値が早めに付いて良かったでしょうか？
初値後はどちらに行くか？というところでしたが、徐々に徐々に上方向を目指していたのは宇宙ベンチャーらしい上空へ向かっていく感覚で、前場のうちにストップ高にタッチしています。しかし、そのストップ高も一瞬で張り付き状態にはならず、1,500円付近でウロチョロする事に、引け前には一旦初日は終了感が出て下げて、結局終値1,375円です。最後は下げましたが、終値で初値よりも高いですので、セカンダリー的（初値買いなど）にも贅沢言わなければ、儲かっている状況ですね。
出来高は公募売出総計を2回転弱しています。大型IPOでもしっかりと売買があって、一時ストップ高まで見せたのはさすが注目宇宙IPOというところでしょうか？ここ最近は初日は成行規制の影響もあって、上場2日目までは荒い値動きをするのが常ですので、明日も面白い動きが見れるのか？注目ですね。
⇒【IPO初値結果一覧表】上昇率、損益、その後の値動きなどチェックに
初値結果はチャートなどを載せてまとめて記事にしたいので速報は遅いですが、
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今回はピタリ賞はでませんでした。
読者予想の平均はなんと2,000円程度と話題性の高いIPOらしい評価でした。結果的には初値は1,250円より少し上と今のIPO地合いも考えると仕方のないところで落ち着きましたが、当方の直前予想で挙げた1,500円付近はしっかりと初日で達成したので満足です。少なくとも続く6月IPOに悪い影響とはならなさそうです。
皆さんの初値予想が役に立っています。引き続き、初値予想をお願い致します。