本日はジャパンマテリアルの上場日でした。
やはり厳しい結果になりましたね。

【201134】ジャパンマテリアルのIPO情報

【6055】ジャパンマテリアル(株)
(公募価格2,650円)


初値:2,440円(-7.9%)
高値:2,710
安値:2,425
引け:2,447

東京証券取引所と名古屋証券取引所の市場第2部にきょう新規株式公開(IPO)したジャパンマテリアル株は、公開価格(2650円)を下回って推移している。
  午前に付けた初値は公開価格を7.9%下回る2440円。初値近辺でしばらくもみ合った後に値を切り上げ、午前11時前には2710円まで浮上したが、その後は再び売りに押された。午後2時1分時点では2442円。
  水戸証券投資情報部の岩崎利昭チーフオフィサーは、初値低調の理由ついて「相場全般の地合いの悪さ」だと指摘。また、業種的に急成長期待が乏しいほか、東証と名証の2部市場への上場とあって、「参加する投資家が限られる」ことも影響しているとしていた。
  同社は1997年4月に三重県に設立され、工業用特殊ガスを主力とする。半導体や液晶パネルの製造工程で不可欠な特殊ガスの販売から、供給装置の製造、装置配管の設計施工、管理まで一貫して行う。このほか、グラフィックボードなどパソコン関連部品の販売も手掛ける。
  2012年3月期通期の予想連結業績は、売上高が前期比19%増の95億8600万円、営業利益は同13%増の13億500万円。主要顧客で半導体工場、液晶工場への設備投資が順調で、特殊ガスの受注拡大が見込まれるという。1株当たりの純利益は315円26銭を見込む。公開価格から算出した予想PER(株価収益率)は8.4倍。
  岩崎氏は、「創業以来赤字がなく、業績的には安定感がある。配当利回りが比較的高いことも株価の下支え要因」と言う。今期1株配当予想は87円。公開価格ベースの配当利回りは3.3%だ。
  公開株数は66万9400株(公募27万株、売り出し31万2100株、オーバーアロットメントによる追加売り出し8万7300株)。(ブルームバーグ)

再び、公募割れとなってしまいました。
こちらの銘柄は多少の割安感や安定感もありますので買いが入り、
一時は公募価格を上回りましたが、散々な結果ですね。

明日は2銘柄の上場ですが、かなり不安です。
片方は、仮条件の下限決定、もう一方は罪作りなバイオ銘柄となっています。

【IPO初値結果一覧表】上昇率、損益、その後の値動きなどチェックに

日本管理センターが上値追いの状況です!

ピタリ賞は今回もいませんでしたね。
予想以上にIPO市場の地合が悪い状況が続いています。

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