技術承継機構(319A)の初値結果です。初値は寄り前は心配な部分もありましたが、結局2,500円を超えて好結果となりました。初日の動きは後場にいきなりストップ高と癖のある動きをしています。
初値売りでプラス7万円です。公募当選者の方、おめでとうございます。
【技術承継機構(319A)】(公募価格2,000円)
初値:2,700円(公募比: +700円/+35.0%)
高値:3,200円
安値:2,700円
終値:3,200円
出来高:3,867,500株(公募売出総計:1,455,000株)
初値は2,700円と目安になりやすいと感じていた2,500円を超えてスタート。マネーゲームの気配を感じるところで、一気に3,000円を超えてストップ高も?となりましたが、前場では急落もあり方向性が分からない展開。後場も3,000円近くで初値よりは上目線ながらもストップ高まで押し上げるのか?分からないところにいきなり仕掛けられた感じでしたね。
まずは初値視点でのIPOチャレンジポイントの価値換算をしておきます。500P利用300株当選として21万÷500=420です。1P420円は現状のポイントインフレ状況の中では、この価値で現金化出来たのはOK銘柄でしょう。ただし、ボーダーラインを500Pぐらいで予想、そして300株当選してたのか?という予想が立ちにくいのが、2025年のスタートIPOの時期ということで難しかったですね。
セカンダリー視点ではSBI証券主幹事で実質2025年のスタートIPOということで、注目度の高まりからマネーゲームになるかどうか?という視点の方が多かったと思いますが、後場の3,000円の攻防など如何にもゲーム感覚でトレードしてると見て取れる動きでした。
IPOはこういった鉄火場みたいなところも特徴の1つです。リスク管理をしっかりしてセカンダリー参加を頑張ってみるのも妙味の1つですね。明日以降は最高値探しのチキンゲームの様相が続くでしょうか?でも1ヶ月後には公開価格付近に戻っている銘柄になると予想しておきます。
⇒【IPO初値結果一覧表】上昇率、損益、その後の値動きなどチェックに
初値結果はチャートなどを載せてまとめて記事にしたいので速報は遅いですが、
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今回はピタリ賞がでました。CYO様が2,700円で的中です。
読者予想の平均は2,900円あたりを示唆、当方は直前予想で2,500円としましたが、この中間の2,700円で初値が付いたことで、やはりマネーゲームになりそうな予感はありましたね。初日にストップ高になるかならないかの2択ギャンブルみたいなところがありましたので、初日にストップ高になったことはIPOがいい意味で目立つ形となったかもしれません。
やはり新年一発目とかタイミングアノマリーに注目度が被さると激しいIPOらしさがでてくるので、そこのギャップを何度も攻めてると期待値が取れるかもしれませんね。
皆さんの初値予想が役に立っています。引き続き、初値予想をお願い致します。