明日は旅工房(6548)の上場日です。
IPOのスケジュールで見ると間隔が空いていいですが、地合いは2連続公募割れなど印象は悪いままです。
上場初日の参考情報
・気配更新
上限値段:3,155円 気配更新:更新値幅69円、更新時間10分
下限値段:1,028円 気配更新:通常の更新値幅・更新時間(3分)
・引受価格 1,260.40円
直前初値予想(公募価格:2,050円)
3,600円(公募比: +2,230円/+162.8%)
読者予想平均値:4,844円 | 中央値:4,590円 | 補正値:4,666円
直前予想のコメント
直前予想は残念ながら下げましたが、それでも初日値付かずと好調の初値を予想しています。
直前予想を引き下げた要因は2つあって、一つは地政学リスクになります。特に業種が旅行業ということで旅行業界が厳しくなるのは連想されてしまうので、下げざるおえません。
もう一つは同じ旅行手配業の「てるみくらぶ」ですね。ややニュースからは薄れていますが、タイミング悪く流れたニュースです。さらに関係者が旅工房の既存株主に絡んでいるとなれば、セカンダリー投資家からもなんとなく怪しいからやめておこうと思われそうです。
いずれにしてもやや静観ムードが漂っていますので、そういったときは初値高騰は厳しいのではないか?という予想です。こういう時に逆張りと言いますか、攻めることも出来るかもしれませんが、私は正攻法タイプですのでやはり静観ムードです。
直前予想こそ下げましたが、それでも初日値付かずのやや強気予想もつもりです。むしろ投資するところがない場合は、IPO銘柄に資金が集まる可能性もありますので、結局は初値は分かりかねますが、静観ムードがあるとは感じるところですね。
地合いの悪さは新規承認にも影響するかもしれませんね。今週あたりに新規承認がないと5月が1件もないことになりそうです。