混乱の株式市場の中、上場タイミングとしては最悪とも考えられるカーブスホールディングスの上場です。本邦初のスピンオフ上場と騒がれていましたが、今はどちらかというと最悪の地合いの中、上場する銘柄として扱われそうです。

業種も「スポーツジム」は感染の影響をもろに受けると思いますので、イメージも良くないです

カーブスホールディングス(7085)のIPO新規上場情報

上場日の参考情報です。

・気配更新
上限値段:1,725円 気配更新:更新値幅38円、更新時間10分
下限値段:563円 気配更新:通常の更新値幅・更新時間(3分)

それでは初値予想です(公募価格:750円)
800円(公募比: +50円/+6.7%)
読者予想平均値:1,136円 | 中央値:960円 | 補正値:1,050円

主幹事の引受価格:686.25円

最終の直前予想は、800円でとりあえず公開価格よりは上にしましたが、スピンオフの株の売り圧力も強そうなので公募割れも仕方なしと考えています。逆に一旦売り込まれたほうが、後々回復もあるかもしれませんね。

スピンオフ以外の新規公募の株は240万枚近くもあった割にはネット抽選でも意外に貰えにくそうな状況でした。そういう意味では、せっかく貰った公募株をすぐに売る人も少ないかもしれません。ただ、公募割れ価格で始まるなら公募よりも市場で安く買えるわけですし、スピンオフで株を手に入れた方もかなりの含み損スタートになると思います。

損失になっても早く切ってしまいたいと考える人が多そうな相場ですので、結果的には厳しいスピンオフIPOだったと後々言われそうですね。

私はなんと後期抽選のauカブコム証券で当選を頂いています。

厳しい状況ですが、少しでもプラスの初値でスタートすることを願っています。

【IPO初値結果一覧表】騰落率、損益、その後の値動きなどチェックに

3月のIPOはかなり不安定の地合いの中になりますので、慎重にならざる負えません。割高感のあるIPOであったり、今買う必要のなさそうな業種のIPOは買いが入らず公募割れも見られそうなので、慎重に参加しましょう。

少しでも世界経済に安定の兆しが見えて欲しいところです。