昨日のカーブスは残念ながら厳しい公募割れの結果となりました。コロナショックとも言われていて株価の激しい変動が続いている中、明日の上場になります。

まだ激しく上下動しており、IPOでなくても激しいのでIPOへの買い意欲自体が復活しにくい環境に見えます。

Kids Smile Holdings(7084)のIPO新規上場情報

上場日の参考情報です。

・気配更新
上限値段:5,200円 気配更新:更新値幅113円、更新時間10分
下限値段:1,695円 気配更新:通常の更新値幅・更新時間(3分)

それでは初値予想です(公募価格:2,260円)
2,800円(公募比: +540円/+23.9%)
読者予想平均値:3,907円 | 中央値:3,820円 | 補正値:3,907円

主幹事の引受価格:2,079.20円

直前予想は残念ながら大幅に引き下げて2,800円としました。BB前の予想が4000円辺りだったのでかなり下げたということになります。できれば、予想を覆して3,000円超えなどが見たいところです。初値が予想よりも低いことで、セカンダリーで突撃すると負けてしまう相場に見えます。そんな、状況が少しでも好転すればIPOの初値高騰も復活するのでは?と思っています。

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【IPO初値結果一覧表】騰落率、損益、その後の値動きなどチェックに

直近のIPOの状況を見ますと、昨日公募割れしたカーブスはなんとか公開価格を回復したものの、スピンオフ元のコシダカと合わせた株価では大きく負け越した状況。他の直近IPOも軒並み下げており、同じいちよし証券主幹事の銘柄は公開価格割れで推移中です。

こういったところがかなり厳しく見られて、買いが入りにくいのではないかと感じています。

ニューヨークの株式市場次第で地合いも日替わりで大きく変化していますが、混乱した状況のままではボラティリティが高いことが特長の一つでもあるIPO株の魅力が半減します。3月はIPOラッシュですので、とりあえず少し落ち着いてIPOの話題がもっと伸びないと厳しいですね。

現在、たくさんのIPOのブックビル期間中ですが、申込数は確実に減ると思われます。当選難易度的に優位に立てて、結果的に初値が少しでも上になる状況であればいいのですが、初値も厳しいとなると戦略的にどうしようか悩むところです。

【IPO初値結果一覧表】騰落率、損益、その後の値動きなどチェックに

世の中のニュースも新型コロナウィルスの怖さよりも、営業自粛であったり経済への影響の方が多く取りだたされている気がしますね。とにかく少しでも落ち着いて欲しいですね。