10月2日はタスキ(2987)の上場があります。10月1日はトラブルで前日売買停止となってしまいました。そのため、ヘッドウォーターズもアクシスも持ち越しのまま3社同時上場の格好となっています。

想定外の出来事ですが、もともとタスキは初日で値が付かないような予想でしたので、余り影響はないのかな?と感じますね。

タスキ(2987)のIPO新規上場情報

上場日の参考情報です。

・気配更新
上限値段:1,541円 気配更新:更新値幅34円、更新時間10分
下限値段:503円 気配更新:通常の更新値幅・更新時間(3分)

それでは初値予想です(公募価格:670円)
2,800円(公募比: +2,130円/+317.9%)
読者予想平均値:2,679円 | 中央値:2,500円 | 補正値:2,827円

主幹事の引受価格:616.40円

直前予想はBB前予想から上方修正して4.2倍付近の2,800円としました。このところの好調ぶりをみるともっと上がるかもしれませんが、そろそろ初値も落ち着きを見せても良い頃ころです。ヘッドウォーターズの初値以降の動きもタスキには影響しそうですね。

SBI証券主幹事案件でポイント利用では100株配分だったぐらい希少な株になります。ただ、単価が安いことがデメリットでいくら騰落率でかなり上がっても1枚あたりの利益は抑えられそうです。

大手予想会社の評価では3500円以上の初値になると出ています。それなら1枚あたり30万ぐらいの利益を確保はできそうですので、IPOチャレンジポイントを使った人も現金化出来たと思えば上出来かもしれません。

なおタスキが2日目持ち越しの場合は大型イグジット案件のダイレクトマーケティングミックスと被ることになります。影響度がどちらにどの程度出るのかは、なかなか予想しづらいですね。

【IPO初値結果一覧表】騰落率、損益、その後の値動きなどチェックに

SBI証券主幹事3兄弟の最終戦です。今のところ前2銘柄もなかなかの結果を出していますので、後に続いて欲しいですね。

黒澤が保有している全証券会社25社の特徴と感想を随時更新

いつの間にか10月のIPO戦線ですね。キオクシアがなくなった事で、ひょっとすると公募プラス連勝記録を伸ばしてくるかもしれませんね。10月後半のIPOも良さげなものが多いのでしっかりと対策を練りましょう!