明日は3社同時上場予定となります。本日のIPOはギリギリ初値が公開価格超えということで3社同時上場なら公募割れ銘柄が出てきてもおかしくないところです。しかし日本ナレッジが初日で値がつかなさそうなことを考えると実質2社同時上場(もしくはアイビスも付かない可能性も)。これなら3社ともとりあえず初値プラスが見込めそうな前日の雰囲気です。


まずは、ハルメクホールディングス(7119)から。

ハルメクホールディングス(7119)のIPO新規上場情報

上場日の参考情報です。

・気配更新
上限値段:3,960円 気配更新:更新値幅86円、更新時間10分
下限値段:1,290円 気配更新:通常の更新値幅・更新時間(3分)

それでは初値予想です(公募価格:1,720円)
1,890円(公募比: +170円/+9.9%)
読者予想平均値:2,344円 | 中央値:2,075円 | 補正値:2,228円

主幹事の引受価格:1,582.40円

吸収金額が大きめで荷もたれ感があり初値視点では一番厳しそうなハルメクですが、業績と知名度を活かしてとりあえず初値プラス予想を継続しました。BB前の予想を据え置いています。

大手予想ではよく当たるほうがプラス評価で、忖度側が公募同値(こちらは公募割れ予想はしない)となっていて割れています。いつもの逆パターンですので、ここはよく当たる方を押したいですね。

一枚あたり微プラスあたりで始まるのが、セカンダリーで気になっている方も参入しやすく程よい結果かと思います。


次にアイビス(9343)。

アイビス(9343)のIPO新規上場情報

上場日の参考情報です。

・気配更新
上限値段:1,679円 気配更新:更新値幅37円、更新時間10分
下限値段:548円 気配更新:通常の更新値幅・更新時間(3分)

それでは初値予想です(公募価格:730円)
1,650円(公募比: +920円/+126.0%)
読者予想平均値:1,773円 | 中央値:1,700円 | 補正値:1,818円

主幹事の引受価格:671.6円

初日に値がつくか付かないかという良い意味での微妙なラインがアイビスです。明日のIPO注目銘柄はこちらになりそうですね。直前予想はBB時予想より若干下げて1,650円としました。もともと初日の上限値段2.3倍付近で初日値付けどうなるか予想でしたが、直前では確実に初日スタート予想としています。

変更した要因としてはやはり東海東京証券主幹事というところでしょうか?ここの主幹事だと結構初値安くスタートしてしまう事が多いと思っています。アイビスは小粒で高騰しやすい銘柄ではありますが、現状モバイルペイントアプリ一辺倒が気になります。

この銘柄も大手予想は「よく当たる方が予想強気、忖度側が低めの予想」となっています。

初日に値が付けばセカンダリー勢が押し寄せてくるかによって荒れた展開にはなりそうです。短期では狙われやすい銘柄ですね。


最後に日本ナレッジ(5252)。

日本ナレッジ(5252)のIPO新規上場情報

上場日の参考情報です。

・気配更新
上限値段:3,450円 気配更新:更新値幅75円、更新時間10分
下限値段:1,125円 気配更新:通常の更新値幅・更新時間(3分)

それでは初値予想です(公募価格:1,500円)
4,500円(公募比: +3,000円/+200.0%)
読者予想平均値:4,559円 | 中央値:4,500円 | 補正値:4,759円

主幹事の引受価格:1,380円

初日には値がつかなさそうな日本ナレッジです。SBI証券の期待銘柄ですね。最終予想は4,500円としました。3倍という予想です。ただ大手予想は4,000円と3,000円で、それほど高い予想はされていません。

2日目まで行けば金曜日には上場銘柄がありませんので、この銘柄に注目が集まります。そこも加味してどこまでいけるかですね。

IPOチャレンジポイントのボーダーラインは670P。配分は100株配分で初値が出た後にポイント価値換算もしたいと思います。4,000円程度の初値ですと1P370円程度になりますが、1枚で25万の利益が出るなら、さっさと現金化したほうが良い実情が続いていますのでA級銘柄取れる程度のポイントあるなら粘らずに早く使ったほうが良いのかもしれません。


以上、明日上場予定の3銘柄の直前予想を更新しました。

【IPO初値結果一覧表】騰落率、損益、その後の値動きなどチェックに

初値が付きそうな順番に紹介してみました。いずれにしても全銘柄が初値プラススタートになることを願いたいですね。 ラッシュ本番は来週です。公募割れ銘柄も1つや2つ出るのは仕方ないかも知れませんが、それでも全体を通してみんながハッピーな上場ラッシュになって欲しいです。