2019年には新たに特徴のある2社の証券会社の口座開設を行いました。SBIネオモバイル証券スマートプラス(STREAM)になります。2つとも新興ネット証券として、今まで持っている証券口座とは違った特徴がありますので、それぞれの利用法を考えてみたいと思います。

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SBIネオモバイル証券

SBIネオモバイル証券 口座開設

 

[特徴]

  • Tポイントを使って投資ができる(株が買える)
  • 手数料が月額定額制(50万までなら200円税抜きで200P手に入る)

SBIネオモバイル証券の特徴を考えると、まずはデメリットにもメリットにもなるのが月額定額制です。使わなくても200円(税抜き)の手数料が取られます(休止措置をすれば取られない)。そして最大の特徴がTポイントを投資に使えるというところでしょう。

ヤフー!のサービスを利用している人なら結構Tポイントは貯まる人が多いと思います。さらに期間限定ポイントも多いので、少額のポイント消費に困っているという声もよく聞こえます。

SBIネオモバイル証券ではS株(端株)も買えますので、やはり端株購入に利用するのが現時点で一番使える方法ではないかと思います。

端株(単元未満株)で賢く株式投資。端株の有効利用について

端株の有効活用に関して上記に書いていますが、最近では株主優待の番号維持による長期優遇判定に使える場合があり、それに使えればかなり投資効率が高いと思います。端株は購入時の手数料の率が高くなりがちですが、SBIネオモバイル証券なら約定代金で定額の手数料体系なので、手数料を抑えることが出来、手数料節約にも使えます!

ありがたいことにSBIネオモバイル証券株の入庫・出庫ともに手数料無料です。今持っている端株もSBIネオモバイル証券に集約して端株管理口座として活用しようかと考えています。


スマートプラス(STREAM)

スマートプラス『STREAM』開設プロモーション

[特徴]

  • 取引手数料はいつでも何回でも無料
  • 信用取引ももちろん手数料無料で金利も安い設定
  • スマホからの取引が前提で作られているので、取引ツールは貧弱

ダークプールへの接続が、新たな証券口座サービスを生んだと言ってもいいでしょう。スマートプラス(STREAM)手数料がいつでも、いくらでも、何回でも無料です。これはもう、既存の証券会社では手数料面では勝負できない水準になります。

証券会社株式取引手数料比較一覧

今までも約定代金が安いところ(少額)までや、信用取引なら無料という証券会社はありましたが、スマートプラス(STREAM)のようなところが出てきてしまうと、手数料だけの比較ならもうここ使ったほうが良いに決まっているとなります。

ただし、実際口座開設するとパソコンにインストールするような高機能な取引ツールがなかったりと取引操作に不便なところはあります。そのため、手数料をとにかく安くしたいパターンの取引で、取引内容が決まっているなら利用する口座にしたいですね。

代表的なのが、株主優待クロス取引で制度信用売り利用の取引口座でしょうか?異口座間のクロス取引で現物買いをスマートプラス(STREAM)にするという手もありますが、反対決済時に現渡しではないので、ストップ高、ストップ安などにもしなった場合、約定価格が乖離するリスクはあります。

権利日周りは出来高が大きいですが、リスクがないとは言い切れないところです。

その他、個人的には目をつけているチェック銘柄が買いたいと思う価格になった場合で、現物買いすることがありますが、その口座として利用したいです。多いのは優待がお得な銘柄で、狙っている銘柄で株価が下がってきたり、クロス取引がやりにくい銘柄(非貸借指定、一般信用争奪戦が激しいもの)ですね。

こちらは株の出庫に手数料が掛かりますので、スマートプラス(STREAM)で取引して他の証券会社に移管というのは現実的ではありません。

スマートプラス『STREAM』開設プロモーション

素直に条件無しで取引手数料が取られない証券会社として保有しておくのが良いのかなと感じます。

日頃の取引を証券会社のそれぞれのサービスの優れているところをしっかり分けて使うことで、取引手数料の節約に繋がります。塵も積もれば山となり、それが取引での勝つ確率を高めることになりますので、しっかりと使える口座としての利用法を考えておきたいですね。

その他に、オススメの利用法などありましたら、また教えていただければ幸いです。