SBI証券が手数料争いの部分で楽天証券に攻勢を仕掛けてきました。今までは楽天証券が大口優遇を取って信用取引手数料無料にして使っていた方が、この条件ならSBI証券も良いのではないか?となる人が増えそうです。こういったサービスの変更は嬉しいですね!

株主優待クロス取引おすすめ証券会社、楽天証券は大口優遇が他社より要件軽くお得!
↑今まで楽天証券が大口優遇で良かった部分は上記記事をお読みください。

sbivipjouken_face

今回のSBI証券の大口優遇プログラム変更点は「達成条件の大幅緩和」「優遇内容の大幅拡大」です。

sbivipjouken

大きな部分として「日次判定の優遇期間が30営業日に伸びた」事が大きいですね。

日次判定の信用新規建約定代金は3000万以上ですので、現在の楽天証券と同じです。上記の楽天証券の記事でも紹介していますが、概ね700万程度の現金であったり証拠金に代用できる資金があれば適用可能な条件です。

ただ、30営業日ですので楽天証券3ヶ月に比べるとまだ見劣りする点はあります。それでも条件を満たすための売買としていちにち信用での金利がかからない取引などは出来ますし、SBI証券は条件を満たす前でも約定代金100万までは信用取引手数料無料など強みもあります。

楽天証券が躍進している理由として大口VIPで取引手数料無料にできるというのが、多くの方にメリットとして効いていたと思うので、このサービス拡充は好まれる方向になりそうです。私も特に法人口座でSBI証券を使うメリットが強くなったと感じています。100万まで無料だけでもかなり嬉しい状況ですが、こうやって取引手数料のサービスを拡充してくれるのは嬉しいですね。

後は億レベルの取引をしないとVIPと言わせてくれない他のネット証券(auカブコム証券GMOクリック証券)が一気に小口口座に優しくなれば、数千万レベルの投資ならしているという層への訴えかけが激戦になりそうです。

SBI証券はIPOの他、手数料も含めて総合的に全部強いと目指していますので今後の動きにも期待しましょう!