2021年11月からSBI証券がランチェスターの法則の強者戦略のようなサービス拡充を発表しています。SBI証券が他社のサービスにかぶせてサービス拡充してくると威力がありますね。

S株(単元未満株)の買付手数料が実質0円に!(2021/11/1~)

1つ目は単元未満株(端株)の買付手数料の無料化です。

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先日記事で紹介しましたが、端株といえばマネックス証券がサービスで強みを持っていて2021年7月に買付手数料の無料化を発表。端株ならマネックス証券というイメージをさらに強めましたが、そこにSBI証券がサービスで被せてきております(怖)

端株の取引にはマネックス証券がオススメ!株主優待長期優遇導入企業が増えて利用価値高まる

とりあえずSBI証券は実質無料化ということで、一旦は手数料を引かれますがキャッシュバックで取引翌月下旬頃に返ってくるようです。

マネックス証券とは新生銀行との問題でもちょっとドンパチがありますので、こうやって強者戦略でせめて来られると怖いですね。私は今まで端株はマネックス証券で取引してきたので、同じ条件なら取引口座を変えるつもりはありませんが、SBI証券がメイン口座の方は端株取引がしやすくなったと言えそうです。

端株(単元未満株)で賢く株式投資。端株の有効利用について

SBI証券のポイント投資にPontaポイントが仲間入り

こちらはポイント投資分野での加勢ですね。SBI証券では今まで「Tポイント」が投資に使えましたが「Pontaポイント」が仲間入りです。

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皆さんご承知のように「Pontaポイント」といえばauカブコム証券が提携で「つかえる!たまる!」で頑張ってきたポイントになります。そのPontaにSBI証券の服を着せるんだから、SBI証券恐ろしやです。

「Tポイント」も「Pontaポイント」も共通ポイント系ですので、複数の証券会社で利用されるというのは別に有り得る話なのですが、auカブコム証券のイメージが付いていたところにSBI証券でも使えるとなれば、別にポイント投資でもSBI証券で取引すればいいやんになりそうですね。

まさにランチェスターの強者戦略の攻め方だと思います。他社が差別化を図って打ち出しているところにグイグイNo.1戦略で攻めてきますね。

【ポイント投資】代表的なポイントと投資できる証券会社などのまとめ

ポイント投資もどんどんと様変わりしてきそうなので、まとめページを更新していきたいと思います。

しかしSBI証券の戦略は恐ろしいですね。SBIネオトレード証券のようにサービスで弱いネット証券は今後食われる可能性もあると言えそうです。

一方で一気に伸びてきている楽天証券は楽天スーパーポイントは真似できない強みですし、楽天カードも強みです。楽天証券を攻略するにはSBI証券がPayPayやヤフーショッピングあたりで楽天エコシステムを駆逐するぐらいじゃないと厳しいので、まだまだライバル同士がサービス競争を繰り広げて利用者にメリットが増えれば嬉しいですね。