信用取引手数料が無料のSMBC日興証券ですが、扱いにくい部分として現物取引と信用取引の資金枠が別々になっていたため、資金効率や資金移動の煩雑さなどのデメリットが有りました。

しかし2018年4月2日の注文執行より「信用新規建可能額、現物買付可能額および現引可能額等」の改善が行われて、デメリットが解消されます!

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これで、優待クロス取引がぐっと効率良く行えるようになったのでSMBC日興証券が優待クロス取引で制度信用を使う場合超オススメ口座になります。

難しい説明は置いておいて、今までどこれからでどう違うのか説明します。

真の株主優待タダ取りは信用取引手数料無料の証券会社SMBC日興証券で

取引方法などは上記の記事を参考にして下さい。

例えば株価9000円ぐらいで100株の銘柄をクロスしたいとしましょう。普通に考えて現物購入では90万の資金が必要ですね。

SMBC日興証券を利用するなら信用取引手数料が無料なので、信用買いからの現引き信用売りでクロスをすると、両側の取引が手数料無料なので手数料を安くして優待クロス取引が完成です。

今までの場合

例えば100万円の資金で90万の約定代金の優待を取りたいとなります。

信用の保証金に100万円を振り替えて、信用買いと信用売は可能です。しかしながら現引き作業をする時に現物の余力がなかったので、追加資金を投入しないといけませんでした。現引きをすれば信用口座の余力には余裕ができるのですが、また現物側に資金を振り替えたりと面倒です。

信用取引が資金の3倍まで可能と考えて信用口座に30万入れておけばいいのですが、株価の変動で追証が掛かる可能性もあるので、もう少し余力を入れたいとなると50万としてみると、90+50万で140万程度の資金を利用しないといけません。

もう少し細かい計算などがあるかもしれませんが、今までは現物口座と信用口座の資金の行き来作業とより多めの余力が必要で資金効率が悪かったです。

これからは

他の証券会社さんですとほぼこの方式なのですが、100万円の資金を共通化された余力口座に入れておけば、信用買いと信用売りは90万分は余裕でできますし、現引きも100万の資金で可能になります。

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上記から下記のイメージが分かりやすいです。下記のようになるので余力があり現引きが可能になりますね。

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今までのデメリットだった資金移動の面倒さと、資金効率の悪さが改善されていると思えばよいでしょう。

 

SMBC日興証券は信用取引手数料無料で株主優待のクロス取引で使いたかった人は多いと思いますが、資金効率の悪さから他の証券会社を使っていた人もいると思います。これからはそういった気にせずに優待クロスの他、通常の取引だって信用取引の買いで現引きすれば、金利こそ1日分掛かりますが、かなり安い手数料で取引が可能となります。

IPO取扱銘柄数業界トップ水準、信用取引は取引手数料無料!SMBC日興証券さんに突撃インタビューしてきました!

当方はインタビュー時にこのシステム改善について伺っていたのですが、早い段階で対応頂きありがたいですね。これはもっとアピールして良い事柄だと思うのですが、今までそうじゃなかったことが残念だった部分もあるので、あまり大きく紹介してないのでしょうかね?

SMBC日興証券は100週年イヤーということで本当に頑張っていますね。

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