ソーシャルレンディングでも珍しい船舶投資に特化したサービスがマリタイムバンクとなります。船舶運航会社に投資できるということで、船とか大好きな方にとっては非常に面白いので紹介いたします。

ソーシャルレンディングサービスのの投資先の多くは「不動産運用会社」「海外開発事業」「太陽光発電」などいろいろ大掛かりな事業を小口化して出資を募るというのが多いですが、マリタイムバンクは船舶投資に特化しています。特化しているからこそ、色々変わった特徴があるので紹介します。

船舶投資は一般の人からすると、専門的すぎて投資するには難易度が高そうと感じる人が多いでしょう。事実「海事法、船舶登記、抵当権設定、保険などの専門知識」「市場の動向、船の価値、取引先の与信力といった特有の評価基準」が必要になってきて、これまでプロの大口投資家がメインとしてきたターゲットのようです。

そこをMaritime Bank(マリタイムバンク)はソーシャルレンディングの特性を活かして小口化して提供することに成功。これまでの海運業界で培ったプロの力で、一般の方でも船舶投資に参加できるようになりました

ちょっと話がそれますが、競走馬の一口馬主の仕組みにも似ていますね。あちらは収益性はあれですがプロの目で見て出資を募って小口で馬主体験できます。こちらの船舶投資はもっとちゃんと収益性が考えられていますが、船に投資しているロマンも含まれていそうです。

マリタイムバンク

面白いのが投資案件の情報を詳しく見れる部分

投資をするとマイページでその投資対象の船舶の画像、内部や外観の写真が見れるようです。

船が好きな人にとっては投資先の船の構造を見れるのは非常に楽しいと言えるでしょう。

また投資先の船の運行情報をGPSによってチェックできるのも面白いです。世界を旅する感覚を投資しながら味わえるので、放ったらかしになるソーシャルレンディングサービスの中でも、投資対象の動向を見る楽しさがあります。飛行機が好きな方は飛行機の動きをチェックできるサイトとか見るの好きですよね(FlightAwareなど)。船バージョンとしてMarine Trafficというものがあります。飛行機に比べると船は動きが遅いのですが、こういうのを追いかけるのは時間を忘れて見てしまいますね。マリタイムバンクでは自分の投資対象の船を教えてくれますので、それをチェックして全部載っているサービスと比較すると面白いかも知れません。

利回りや投資期間など他の仕組みに関しては別の投資対象のソーシャルレンディングサービスと似たような感じになると思いますが、「船舶投資」に特化しているというだけで、急に面白みが増すイメージです。これまで難しそうすぎて手を付けることすら考えにくかった分野の投資先が出来たというのは嬉しいところで、それがソーシャルレンディングサービスという新しい仕組みだから実現できているというのも良いですね。

他のソーシャルレンディングサービスを利用して投資している方にとっては投資先の幅が広がるということで検討に入れたいサービスです。また当方のサイトではIPOであったり株主優待など、ちょっと短期間のイベント投資みたいなネタが多いので、こういった中長期でじっくりと参加する投資先と組み合わせると良い投資ポートフォリオバランスになります。

投資したら償還まで放ったらかしになり易いソーシャルレンディングサービスですが、船舶投資ということで投資中の動向を楽しむことも出きて、他の投資先よりもちょっと「俺、船に投資している」という気持ちの高揚感を感じられそうですね。

マリタイムバンク

サービス開始からそれほど時間が経ってないものの人気がありそうですね。

2023年7月26日に会員登録数が3,000人突破です。船にクラファンで上手く小口に分けて投資するというのは他には見当たりませんので、投資に少しロマンを求めたい方にピッタリのサービスになっているようです。