2019年で取得した株主優待がほぼ届きました(案内含め)ので、2019年のクロス戦績が埋まりました。1年を振り返る意味でも考察したいと思います。

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株主優待戦績

結果としては160件の取得で得した金額が50万弱という内容でした。正直私は、優待クロス取引は推奨はしているものの、過剰に取りすぎないように配慮しながらやっています。

年間を通して、あまりアクセクせずに十分得できたら良いと思っていますので、この結果は満足です。年間通して30万以上得すればそれで良いかも知れません。

2019年の結果を見ていて反省すべき点は、外食優待はそれほど欲しくないのに何故か制度突撃している部分です。これは恐らく過激する一般信用争奪戦をみていて、貴重な感じが勝手に湧いてくるので、勢いで制度クロスを仕掛けてしまっています。正直、外食優待は消化するのもあまり得意ではないので、2020年は十分気をつけたいと思います。

しかも新型コロナウィルスの影響を受けて、外食優待券消化もかなり厳しくなっています。逆に言うと外食産業の株は買い時まで下がっているのかも知れませんが、優待自体をなくすリスクも高まっているので難しいですね。

ここ数年感じているのは、信用取引手数料無料のSMBC日興証券が一般信用売建サービスに参入してきて、しかも無期限信用ですので、早取りの加速感が高まりすぎているところです。各証券会社も手数料は下げていく流れで、その分、金利で手数料を取りたいでしょうから、サービスの状況が良くなっても(供給が増えても)、欲しがる人も増えて(需要も増えて)、意外と在庫の逼迫感が感じられます

私は株主優待クロス取引は、どこか邪道な部分を残しておいて知っている人だけ、こそこそと頂くぐらいが丁度いいと思っていますので、今の「超お得取引」だから取り合いみたいな流れは好きではないです。

あまり株主優待に頼りすぎていると、ミイラ取りがミイラになるイメージで、株主優待を追いすぎたために実は損しているという人が増えてくるかも知れません。

幸い株主優待クロス取引は「株価の変動リスクをヘッジする」手法ですので、株の下落相場、不景気に対しては強いですが、企業が株主優待を取りやめるリスクもかなり高まっていると思います。

それでも、当方はサイトに戦績を載せているだけで、もうすでに10年の結果が残っています。毎年30万ぐらい得したと考えれば、すでに300万ぐらいの優待をゲットしていると塵も積もればなんとやらですね。

2020年の方針ですが、やはり証券会社を一つに頼らないようにすべきです。最近は楽天証券の在庫の出が非常に悪いのは証券会社の人気が高まりすぎているのかも知れません。

証券会社9社(松井・auカブコム・SBI・楽天・GMOクリック・SMBC日興・マネックス・大和・岩井コスモ)一般信用売り建て可能銘柄リスト

私は2020年の3月銘柄は久しぶりに松井証券で高い取引手数料を払ってものんびりとした取引を求めて利用しました。7社ぐらいの証券会社の状況をチェックして、状況に応じて使い分けて、あまり争奪戦に参加しないように心がけたいと思います。

あとは無理なら諦める心の広さも欲しいですね。新型コロナウィルスの影響で、マスクや紙製品をパニック買するのが町中で見られましたが、正直あまり好きな景色ではありません。

kochikame

こち亀の米騒動の時の話が少し話題になりましたが、こういう気持ちで過ごしたいですね。今、こち亀が連載されていたらどんな漫画を書くのだろうと考えています。

オリンピックの日暮さん延期で起きないんじゃないの?